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愛。(幸仁)
(捧げ物)





「仁王、」



「ん?幸村か。
ちょっと待ちんしゃい」



「あぁ。」




4時間目が終わってざわめく教室
俺と幸村は決まって屋上で昼食を取る

(立入禁止の看板なんて無視じゃ。無視。)





「ん。今日のも美味い」



「それは良かった。
お前はほって置くと偏った食事をするからね」



「それはそれは心配してくれてありがとさん」



「どういたしまして」




ふわり、と笑う幸村は綺麗だった。







しばらくして弁当も食べ終えた
昼休みももうすぐ終わる




「なぁ仁王、このまま一緒にサボらない?」



「お、幸村がそんな事言うなんて珍しいのう」



「俺だってサボりたいと思う時だってあるさ

得に仁王と居る時は離れたくないってよく思うよ」



「…、俺もじゃ」





少し肌寒いこの頃。

手と手を繋げば伝わる体温

唇と唇を重ねれば互いが互いを愛してる、という思いが伝わって来た



暖かい。




昼休みの終わりを告げるチャイムが響く中、俺達はぎゅっと手を繋いだまま空を見ていた



しばらくするとグラウンドから聴こえる声。


あぁ授業はもう始まったのか、と呑気な考えは頭の隅に置いといた




「俺さ、」



ふいに幸村がぽつりと呟く



「最近よく思うんだ」



「なんて?」



「幸せだな、って」



「幸せ、なんか?」



「あぁ。すごく幸せなんだ仁王と今を一緒に過ごせる事が、幸せ。」



「そうか。
俺も幸村と一緒に居れて幸せじゃよ」






言葉じゃ伝えきれないくらい、愛してる。

























し合える幸せ。

(相思相愛、ってヤツなんかの。)






























*アトガキ*


それでも君を、愛してる。様への相互記念でした!


相思相愛、というテーマをいただいていたのですが…;;
なんかちょっと違う…すみません(><;)!

最後の終わり方もなんだかちょっとベタになっちゃいました(`・ω・´)
こんな作品でよろしければ貰ってやって下さい(><)


相互ありがとうございました(!^^!)
これからもよろしくお願いします!


10、10、31

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あきゅろす。
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