box
君が悪いのさ(幸仁)
白い肌、日差しが苦手な彼だからこそここまで白い肌を持っているんだと思う。
白い髪、白っていうか銀に近いかな。太陽の光に反射してキラキラしてる。綺麗だよ。とてもね。
しなやかな身のこなし、ちょっと猫背だけど、すらっとした体つきでそんなの全然気にならないんだよね。
最後に、性格。
こればっかりはいいとは言えない。悪い訳じゃないよ?ちょっと毒舌だったりとか、捻くれたトコとかもあるし、人をペテンにかけるしね。でもホントは優しいし、どこまですれば皆が本気で嫌がるか、わかってる。だから、だから俺は、そんな彼が、
「好きだよ」
「はぁ、またか」
「またか、とは失礼だね」
「このやり取り、さっきもしたじゃろ」
「そうだね。
無限ループって怖い」
「おまんのそのくすっ、とかいう笑い、なんか嫌いじゃ」
「ああ、すまないね。
無意識の内に笑ってたみたいだ」
「あっそ」
心底、うざったそう。
そんな顔も、
「好きだよ。」
「知っとる」
「じゃあ仁王は?」
「は?」
「俺の事、好き?」
散々俺の事うざったそうにしてる割には、俺の事、好きだもんね?
こんなに好きにさせたのは、
(お前だよ?仁王。)
*アトガキ*
ツンツンしてる割には幸村の事大好きな仁王萌える
11、1、27
[*前へ][次へ#]
[小説ナビ|小説大賞]
無料HPエムペ!