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元凶は、くしゃみ(82)
「遅いのぅ…」
寒空の下、手を擦りながら寒さをしのぐ。
でもそんな事じゃ寒さは吹き飛んではくれなかった
「…さむ。」
ふるり、と身震い。
今日は雪こそ降っていないがとても寒い
逆に雪が降ってくれた方が良かったかな、なんて。
小さく、くしゃみをしただけで隣の紳士は何か温かい飲み物を買ってくる、と言い買いに行ってからもう10分は経ってる
普通に二人で帰ってた方がここまで寒い思いをせずにいられたんじゃないか、と思ってももう遅い。
「柳生…はよ戻って来て」
寂しい。
俺はこんなに、柳生に依存していたのか。
(くしゃみなんて、しなきゃ良かった。)
飲み物なんていらないから、早く俺を抱きしめて。
寒いのは、嫌いなの。
(早く帰って来て)
*アトガキ*
短い。
久々の82がこんなんで申し訳ない><
11、1、25
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