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砂糖吐きそう(光謙+千蔵)
「はぁ…」
「どうしたんすか、謙也さん」
「あの二人。」
水を飲みながらピッ、と指差した先にはウチの部長と、それに抱き着くウチの放浪人。
「あぁ、…いつもの事やないですか」
俺が言うあの二人、とは同じ三年の白石蔵ノ介と千歳千里の事である。
数ヶ月前から付き合っていた二人
まぁ前からよくイチャついていたが最近はもっと酷い。
(ホンマ見てて砂糖吐きそうになるわ)
朝、登校するんも一緒。
昼、飯食うんも一緒。
部活中もふと見てみると一緒におる。
まぁ付き合っとるんやからそれが普通なんやろうけど一々ラブラブピンクオーラ出すなっちゅー話や。
白石は部長やし部活中にイチャつくんはマズイってわかってる。
だけど気が付くと千歳が隣に居る(らしい)
千歳が白石に甘える=白石の乙女スイッチON、みたいな。
「いっその事、部活中はイチャつくん禁止にしたろか」
「それは無理っすわ」
「なんでや」
「ユウジ先輩が多分うるさいと思うんですけど」
「あー…せやな」
ホンマ、テニス部てそっち系多ないか?
白石に千歳、ユウジに…一応小春も。
「それに俺と謙也さんがイチャつけないじゃないですか」
「は、はぁっ!?」
…俺と光もそうやった
俺と光は…なんちゅーか白石と千歳みたいにラブラブーみたいな感じにはならない。
なんか俺が一方的に光に甘えてるし…ってそーゆうんはどうでもええねん!
「ちょ、千歳、やめぇって言うとるやろ」
「別によかよ。誰も見ちょらん」
「そーゆー問題やないやろ!…って、ホンマ、やめ、」
光と話している内にまたイチャつき始めた二人。
なんかもういろんな意味で疲れたわ。
(ホンマあの二人で甘味所とかやったらええんちゃう?)
「また始まった…」
「しゃーないっすわ」
「はぁ…ちょっと俺、顔洗ってくる」
「あ、俺も行きます」
「え?」
「やって謙也さん襲うチャンスやし」
ニヤリと笑った光に「あ、喰われる」と瞬間的にわかった自分がちょっと憎い。
結局は、
(俺も人の事言えない。)
*アトガキ*
うーん…千蔵要素少なすぎた。
まぁいいや←
ていうかタイトル適当すぎるww
10、12、15
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