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お礼はミルキー(光謙+蔵)



あぁ、アイツ等はよ付き合うてしまえ!






















「あんな、白石。ちょっと相談があんねん」




6時間目もようやく終わり謙也と部室に向かう途中、意を決したように謙也が言った




「なんや、改まって」



「俺、最近おかしいんや」



「は?いつもの事やん」




なんの話かと思えばしょーもない話か。




「なんか…こう、胸が苦しくなるっちゅーか、息苦しくなんねん」




「え、謙也それ病気やんか!」




ごめん謙也。
全然しょーもなくなかったわ。




「や、なんかそれがおかしいねん。」



「おかしい?」



「光、とな話したりとか2人きりになると急に息苦しくなる、みたいな?」



「なんで疑問形やねん」



「…それと前、光が笑ったんや。珍しく」



「おん」



「したら急に顔っちゅーか全身が熱くなって心臓バクバクしてもうて…」




あー…ピンと来たで。
謙也ホンマ鈍すぎやろ

(今更やけど。)




「なるほど…謙也それ病気やないで」



「え?ちゃうん?」



「おん。でもな、それは俺じゃ治せんから財前に聞いてみぃや」



「光に?」



「そ、財前に。きっと財前の方がいい返事がもらえるやろうし」



「おん、わかった。白石、話聞いてくれておおきに!」




ニカっと笑って走り出そうとした謙也は何か思い出したようにポケットをゴソゴソといじっている




「謙也?」



「白石、これお礼な!」




ヒュッと飛んで来たなにかを反射的にパッと受けとめる


手の中を見るとミルキーが一粒。




顔を上げるともうそこには謙也はいなくて、さすが浪花のスピードスターやな、と思った。































口の中で転がるミルキー

(明日の謙也の報告が楽しみや)





























*アトガキ*


ミルキー美味しいよね^∀^
珍しく第三者目線!
なんか短い気がするけど気にしない気にしない←


10、12、13

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