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絵本(幸仁)



小さい頃、母さんに読んでもらった絵本。

今では断片的だけど内容は少しだけ覚えてる



その絵本の中の男の子は生まれつき病気を持ってた。

その男の子はある日、女の子に出会うんだ。


2人はすぐ仲良しになった。

だけど、男の子の病気がどんどん悪化して男の子は入院しちゃうんだ。



それでね、男の子が入院した日、女の子は夢を見た。


男の子の病気が治ってまた一緒に仲良く遊ぶ夢。



女の子は次の日、男の子のお見舞いに行った。

病室に入るとその男の子はいなかったんだ。



女の子はね、男の子のお父さんとお母さんに聞いたんだ

「男の子はどこ?」

って。



男の子のお母さんが泣きながらこう言った。


「あの子はね、遠い所に行っちゃったんだよ。」




そこで次のページに行くんだけど次のページには文章は無くて絵だけ書かれてたんだ。



花畑をバックに男の子が立っていて、その男の子が笑ってる絵。
























「意味わからん。」



「あはは、ひどいなぁ」



「じゃって完璧終わり方おかしいじゃろ」



「まぁ俺も断片的にしか覚えてないからね。
多分、途中途中にもっと詳しいお話があったんじゃないかな。」



「なんで急にそんな昔読んだ絵本なんかの話したんじゃ」



「花を見てたら最後の絵の部分を思い出したんだ。」



「…嫌な話するんじゃないぜよ」



「そうかな?俺はこの話嫌いじゃないけど」



「人が死ぬのに、か?」



「だって、その男の子が死んでもきっと生まれ変わってあの女の子と出会えるんじゃないかな、と思う。」



「俺生まれ変わりとか信じとらんし」



「俺は生まれ変わってもきっと仁王の事見つけるよ」



「はっ、出来るもんならやってみんしゃい」




「ふふ、やってみせるさ、必ずね。」
























生まれ変わっても、


(俺の事、愛してくれる?)























*アトガキ*


うちの母がよく図書館で絵本を借りるので、読んでみたので書いてみた。

話に出てくる絵本の内容は私が勝手に造りましたww
ホント意味わからん内容ですねwww


最後の()の中の言葉は仁王でも幸村でも当てはまるようにしました^^


10、12、11

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あきゅろす。
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