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盛んな、アホ(光謙光)




さっきっから視界にちらちらと写っとる金髪のひよこ頭。



「何やっとるんすか」



「いや、エロ本ないかなーと思て」




今、このアホみたいな(っちゅーかアホ。)事を言ったのは俺の(一応)先輩の謙也さん。


明日がテストだからと一緒に俺の家でテスト勉強中や

なのにこの金髪ひよこは…



「そないなモンあるわけないでしょ」



「はぁ!?健全な男子中学生ならエロ本の一つや二つ持っとるやろ!?」



「…謙也さん、俺という存在が在りながらそないなモン二つも持ってるんすね」



「えっ?!ちゃ、ちゃう!!そういう意味じゃなくて、」



めっちゃ必死になってる先輩は面白くて、それでいて可愛いしカッコイイ。




「冗談っすわ。そんな事より勉強しましょ」



「お、おん」




それから10分間、黙々と勉強。
俺も集中して問題を解いていた、が。

くい、と引っ張られる服の裾。




「…なんですか」



「なぁ、俺眠くなってきた」



「はぁ?」




「はぁ?、てそんな睨まんといてぇな」




なに言っとるんやこの人。自分から勉強会しよ言うてきたくせに


(まぁ確かに眠そうやけど…)




「なぁ光、ひざ枕して」



「……嫌です」



「なんで?」



「動けんくなるし、膝痛なるし……」



「光?」



「……恥ずかしいし」




自分でも何言ってんだ、と思った。
いつもの俺は一体どこ行ったんや。




「ひ、ひか、る」



「はい?」



「可愛ええーっ!!」



「ぅおわっ」




急に抱き着いて来た謙也さんを受け止めきれず俺もそのまま後ろに倒れ込んだ


頭を打って俺のテンションは急激に下がる





「いった…」



「光!」



「………なんすか」



「俺目覚めた!光めっちゃ可愛ええ!」



「…………だからなんなんすか」



「せやからえっちしよーや!」



「は、」



「やからえっt「いっぺん死ね金髪ひよこ野郎」あだっ」





とりあえず俺は先輩の頭に一発お見舞いしてやった。






























勉強会は中断。


(みっちり説教したるわ。)


























*アトガキ*


ごめんなさいぃぃ((スライディング土下座
謙也ごめんね!
なんか最初書こうとしてたのと違う…orz


10、12、4

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