弱ペダ小説
闇鍋パーティー(東巻)
※巻ちゃんの好き嫌いは捏造です。
寒い冬、ハコガクと総北の合同闇鍋パーティーがあり、万全の態勢で巻ちゃんに会いに来た。
巻「げっ…、尽八…」
うむ、やはり巻ちゃんはいつ見ても可愛いな。ん?今明らかに嫌がられた様に見えるだと?ワッハッハ!そんな訳ないではないか。あれは、巻ちゃんなりの愛情表現なのだよ。
巻「そろそろ始めるみたいショ。行くぞ、坂道ぃ」
坂「あ、はい!//」
俺もメガネくんの後ろに付いて行き、巻ちゃんの隣を確保した。
闇鍋パーティーは着々と進み、いよいよ巻ちゃんの番になった。
巻「パクッ…モグモグ」
東「美味しいか巻ちゃん!それとも不味いか?不味ければいつでもぺってしていいんだぞ??」
巻「…モグモグモグモグ」
俺の忠告も無視して噛み続ける巻ちゃんに、不安になってくる。
東「随分長く噛むんだな。そんなに噛みきれないのか?一体誰が具の調達をしたのだ!!」
荒「てめェだろが」
東「待て、俺は巻ちゃんの嫌いなものは入れてないぞ!?」
巻「ゴクン…こんにゃくっショ」
真「わぁー、正解です巻島さん」
俺と荒北が言い合いを始めそうになった時、食べ終わった巻ちゃんが静かに言った。そして、それに真波が答えて…ってまさか!
東「おい真波!まさかお前がこんにゃくを入れたのか!?」
真「だって、持ち込み入れ込み自由って言われたんですもん」
へらっと言う真波に段々腹が立ってきた。
東「巻ちゃんはこんにゃくが苦手なんだぞっ!それにっ…」
真波に今一度、巻ちゃんの好き嫌いを教えようと思い、そう切り出した時、俺の言葉にかぶさる形で巻ちゃんがこう言った。
巻「俺、こんにゃくは食べれるけど、そのかわり、白滝が嫌いっショ」
東「え…?」
こうして、俺の彼氏力のなさが一際目立った闇鍋パーティーは、無事終わったのだった。
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