LOVERS OF INFINITE COLOR
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桐ヶ峰学園
U

食事を終え、一度部屋に戻り支度を整えるとドアがノックされた。


「春ー!臣ー!行こうぜー」


毎週、火曜日は朝練のない千太郎とれおが迎えに来るのが習慣となっていた。


「おはよう」

「おはよう、2人とも」


臣に続いて春貴が部屋を後にする。性格も見た目も全然違う4人は意外にも仲良くなった。


−それにしても、最近はあの日の臣の夢は見てなかっただけどな…


「じゃあ、また放課後な!」

「うん。じゃ」


千太郎は大きく手を振って春貴と臣を見送っていた。毎度のことに2人は苦笑いしつつ教室へ向かう。


「臣は風紀とも関わりあるんだよね?」

「うん、副会長はパイプ役らしいけど。補佐の方が大変だって噂」


教室に入り、それぞれの席に座る。間もなくすると、千佳良が入ってきた。
HRの後の1限目は千佳良の化学。
今日の化学は教室を移動しないため、そのまま授業が始まった。


そして、いつも通りの時間が過ぎていき、あっという間に放課後となる。


「春貴、行こう?」

「うん。

あれ?葵会長だ!」


生徒会室に向かう途中で葵に出会い直接、会議室に行くこととなった。

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あきゅろす。
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