LOVERS OF INFINITE COLOR
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桐ヶ峰学園
V


「春貴。寮長に報告してから行くよ」

「うん…」

「すみませーん!」

「はぁい。あら初めましてね!ワタシ、赤川 弘人(あかがわ ひろと)。弘ちゃんって呼んでね!うふv」


「あ、よろしくお願いします。106号室の遠矢と綾瀬です。荷物届いてました」

「はい、よろしく!了解でーす!じゃあ、なんかあったらすぐ連絡してねv」



寮長室を後にした2人が食堂に入ると、先に生徒会メンバーと食べていた千太郎が手を挙げて呼んでいることに気付いた。


「…遅くなりました。あの…ここは?」

「とりあえず春貴、座ったら?」

「生徒会専用の調度品で食事できるんだぜ!」

「つまり、生徒会しかここには来れないんですか?」

「あぁ」


春貴、雅紀、実咲、臣、葵の順でテンポよく会話していく。
生徒会専用の場所は白い簾によって括られていた。
一言で言えば、中はアラブの宮殿だ。


「生徒会はね、特別にテーブルから注文できるんだよ。メニューは一緒だけど(笑)」


幸せそうに笑う雅紀はその体型からは全く想像できないほどの食べっぷりだ。

美味しく頂いた春貴と臣はリビング化したその場所で葵たちと別れ、部屋へと戻った。

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あきゅろす。
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