[携帯モード] [URL送信]

キューピー
プロローグ
小学5年生くらいの頃、近所にうさぎを飼っているお姉ちゃんがいた。
私は友達と一緒に日曜日になると、お姉ちゃんチを訪ねては、うさぎを見せても
らっていた。
優しくて綺麗だった、お姉ちゃん。

ある日、いつものようにお姉ちゃんチにいくと、お姉ちゃんは泣き腫らした目で
、うさぎを抱えて出迎えてくれた。どうしたんだろう。異様な雰囲気に友達と一
緒に黙っていると奥に男の人かいるのが見えた。子供ながらに、邪魔しちゃいけ
ないって思って、すぐに家を出た。
その時は大人って大変なんだなって思った。

あれから10年。
今なら、あの時の、お姉ゃんの気持ちが分かるような気がする。

次へ→
[戻る]


第3回BLove小説漫画コンテスト開催中
[小説ナビ|小説大賞]
無料HPエムペ!