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小説
モンスターハンター3
タロウは素早くハンターカリンガを抜き放ち一気に距離を詰める
そして、一気に斬撃を当てようとした。
が、それ以上の速さでドスファンゴが突進してきた
「おわっっ!」
寸での所でギリギリ避けた
そしていざ攻撃というときにきがついた
「おろっ!?」
いつの間にか片手剣を握っていない
避けた拍子にスッポ抜けてしまったらしい
「片手剣は何処にぃー!」
[ブモォォォォォオ!]
剣を探すタロウの邪魔をしてやらんとばかりに
ドスファンゴが突進してくる
「のわぁぁぁぁぁぁぁぁ!」
走り回りながら剣を探す
そしてついに剣を見つけた
草むらに落ちているのを偶然発見したのだ
「カァァムバァァァァァァァク!」
うるさいぐらいの声を発しながら草むらへと走る
そしてソレに答えるかのように剣がゴトッと動いた
「ゴトッ?」
よく見ると何やら黒い猫らしきものが剣を運んでいる
タロウはやっときずいた
「メラルゥゥゥゥゥ!」
メラルーはその小ささを生かしてハンターの持ち物を奪う黒猫である
タロウも何度か回復薬を奪われた事がある
が、武器を奪うなんて聞いた事がない
「やめろぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉ!」
こんな所で武器を奪われたら大変だ
       [ニャニャニャ!?]
メラルーもこちらの存在を察知した
[ぶもぉぉぉぉぉぉぉぉぉお!]
俺を忘れるなとばかりにドスファンゴも突進してくる
タロウは必死だった

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