[携帯モード] [URL送信]

小説
モンスターハンター2
「まいったなー」
タロウは呟いた
ありとあらゆる場所を探したのに全く見つからない
何処かで入れ違いにでもなっているのだろうか
タロウは片手剣を持ちながら、さらに地図を片手に右往左往していた
今回はタロウ一人で狩りを受注してきた
ジェムシーと一緒だとまた何かやらかすからだ
あのときは、村長にドスファンゴの皮を納品するはずだったが、ブーツで至るところを踏まれたため
全く使いものにならなかった
タロウの持っている片手剣は[ハンターカリンガ]という、飛竜の爪のような形をした武器だ
まだ馴染んではいない
「ふぅ、ここで張り込みかな。」
見つからないようでは走り回っても無駄なため
体力温存のため、ここで張り込むことにした
「さてと、肉肉ぅー!」
タロウの狩り場での楽しみの一つがこの肉である
肉焼きセットでこんがりと肉を焼き、それを一気にほうばる
それを一度経験して以来病みつきになっていた
「さーて、焼くか。」
タロウが肉に手を差しのばした所でタイミングが良いのか悪いのか、
例の獲物がやってきた
[ブモォォォォォォ!]
ドスファンゴだ、そして、一目見るなりすぐさまタロウに襲いかかってくる
「へへへ、勝負だ!」


[*前へ][次へ#]

あきゅろす。
[小説ナビ|小説大賞]
無料HPエムペ!