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すると奥の部屋がガチャリと開き、


「怜…話終わった??」


そう言って下はスーツ着ているものの、上半身はシャツのボタンを全開にしている涼が出てきた。


「おー。涼も終わったようだなー。」


怜も意味深に涼に笑った。


「あぁ。それで、雪がシャワー浴びてる。」


それを聞いた怜が笑いながら、


「あーぁ。雪ちゃん中出しされちゃったんだ。」


「…俺の財布からコンドーム抜いたの怜だろ。」


「…ぷっ…バレたかー。」


「お前以外にいねーよ。」


そんな涼と怜の会話を聞きながら悠真は小さくため息をついた。

そんな悠真を見て涼は驚いたような顔をした。



「へぇ…。悠真くんそんな顔してたんだ。」


その言葉に悠真は無言で小さく頭を下げた。


「涼驚いただろ。俺の悠真可愛いだろ。」


そう言って悠真の隣に移動した怜は悠真の頭を撫でた。


「…誰が怜の悠真や。僕は怜のやない。」


そう言って悠真は顔をしかめながら怜の手をどかした。


「えー。この間は大人しく撫でられてたのに。本当猫みたいだな。」


「せやから、僕の事猫扱いせぇせんでって言うてるやろ!!」


涼は二人のやり取りを笑いながら先程まで怜が座っていたソファーに腰を下ろした。





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