over 98 「貴方は…玲音の双子の…」 「あ、ちゃんと会ったのは初めましてですねー。僕は玲音と双子の片瀬 莉音って言います!!」 「あぁ。滝沢 魁です。二人が並んで話している所は初めて見ました。本当にそっくりなんですね…」 「莉音ー。魁は僕の彼氏だから惚れちゃダメだよ??」 「もー。玲音は僕に湊がいるの知ってるでしょー??」 「冗談だってばー拗ねないでよ」 二人はそう言って楽しそうに笑った。 「楽しんでる所悪いんだけど…そろそろ離れてくれる…??」 そう言った魁に玲音はさらにぎゅっと抱きついて 「あー!!魁が妬いてる!!」 莉音はそんな玲音の頭を軽く叩き 「こーらー!!魁さんで遊ばないのー!!」 そう言って莉音は玲音から離れた。 その様子を見ていた怜はクスクスと笑って 「藍…ということで、ここにいる人達に協力してもらうから」 「あぁ…。ありがとな。」 「じゃあ、もっと計画を煮詰めようか」 怜のその一言で話し合いを始めた。 第11章→ [*前へ] [戻る] |