[携帯モード] [URL送信]


河辺幸史郎の災難/???



北高の鬼形っつたら強くてデカくてマッチョでとにかくすげぇ有名な悪者だ。一応、南高のトップの異名を持つ俺は大分昔から【鬼形 瑛吉】(オニガタ エイキチ)の存在は気になっていたが、正直怖くて近付けずに居た。

でも、ある出来事をきっかけに俺は鬼形瑛吉に近寄らざるを得なくなったのだ。


     ・
「女も男も逝っちまうんだぜ。アイツに関わっ、」

「おいっ、幸史郎!大変だ、幸二が北高の鬼形に捕まっちまった!」

「っ、はぁ?」



学校帰り、ゲーセンで遊んでいた俺達は弟の幸二が北高の鬼形に絡まれたと仲間から聞いた。しかも今、弟の幸二は北高の近くで鬼形に捕らえられているらしい。

面倒な出来事に関わりたくない俺は幸二の問題をシカトしようとしたのだが、身内という最悪な現状的に無視することは出来ない状況であった。



「仕方ねぇなぁ…、これを期に北高行って鬼形を潰して来てやらぁっ!」

「幸史郎、止めろ!鬼形はお前みたいなのが1番タイ、」

「あぁ?田中…お前、俺をナメてんのかよ?」

「ちげぇよ!鬼形はな…」

「うっせー!大切な弟が兄貴の助けを待ってんだ。俺は誰に何言われようと鬼形をボコボコにしてくっからな!」



周りは俺なんかじゃ勝てないと思っているのか。バカにしたような目で俺を見ていたが俺は諦めなかった。それに勝てないと分かっていたし、土下座でも何でもする覚悟があった。

弟がバカしたなら謝るしかないと安易に考えていたからあんなことになるなんて思ってもいなかった。









「やだぁっ、や、やめてぇっ、ああんっ!!!」

「おいおい、河辺。さっきの威勢はどこいったよ。俺の勃起チンポ気持ち良さそうに咥えちまってよ、おらおらっ!」

「んもぉっだめっ!き、きもちいいっ!おにがだああっ、イクッ!イクゥッ!!」



何故こんなことになってしまったのか…それは30分ほど前。弟の幸二を助けるため北高に乗り込んだ俺はデカい身体の鬼形瑛吉を初めてこの目で見た。威圧感ある顔付きは高校生に見えないぐらい大人びていて、生えていたヒゲもすごく似合っていた。

その鬼形の配下で蹲る幸二はグリグリと嫌な所を集中的に踏み付けられていたのだ。



「河辺幸二…てめぇは相当マゾだな、」

「んっ、あああっ!」

「ちっちゃなチンポが勃ってるぜ?俺の足に踏まれてそんなに悦いのか?」



ビクつく身体を一生懸命抑える弟の踏み付けられていた股間は分かるぐらい膨らんでいて、鬼形瑛吉はその様子を面白そうに眺めていた。

怒りに満ちた俺が殴り掛かろうとしたその時、ブピュッと何か出てしまった音を聞いて振り上げた拳は地に下がってしまった。



「へっ、男の足コキでイキやがった…」

「はぁっ、はあっ、」

「弟がマゾなら兄もかなりのマゾだろうな。幸史郎…お前、キレイな顔してるよな。」



呆然と立ち尽くしていた俺に近付いた鬼形瑛吉は顎をくっと上げまじまじと俺の顔を見つめていた。

殴られるかキスされるか。後者は絶対に有り得ないことなのにその時ばかり、俺は鬼形瑛吉に食われると思っていた。



「うろちょろしてたバカな弟を助けてやる代わりに…俺の女になれ、幸史郎。」

「っ?!」

「ずっとお前のこと…良いなって思ってたんだ。一発じゃもう足んねぇぐらい、前からすげぇ我慢してた、」

「や、止めろっ!!!」



まさか俺は奴とこんなことになるとは思っていない。ついでに言えばそもそも弟が一体何をしたってんだ。

力強く組み敷かれた俺は弟の前で脱がされ弟の前で激しく鬼形に愛撫されていた。









皆さんこの二人…
知っていますか?





[*Ret][Nex#]
[戻る]


あきゅろす。
[小説ナビ|小説大賞]
無料HPエムペ!