星空エビデンス
ephemera star
長く恐ろしい3日間がやっと終わりを迎えた。
サカキは暗い顔付きのまま荷物を持ってこの部屋から出ていった。
まぁ、あんな強姦魔のことなんかどうでもいいんだ。
とりあえずヌヌちゃんが居ないのは本当に辛い。
昨日はサカキが車内だけじゃ足りないとか言って帰ってからもヤラれ、そのまま二人ともダウン。
汚い蜜の出し方は車の中で教わっていた。
1番長い中指を入れて掻き出すように出せばお腹は下さないとサカキは言っていたので僕は自分の指を捩込み掃除し始めた。
「ひっ、あっ…んはっ」
ヌプッと第二関節あたりまで自分の中指を穴に挿入した。奥のぐにぐにが身体に響き、サカキの感触が蘇える。
「いちっ…るッ、さぁ・・・はアッん、」
サカキ、僕の中で暴れるな。
こりゅこりゅと刺激される1番奥のイイところ。
それがサカキのデカい陰茎にノックされて僕も腰を必死に振る。
「いちるさんっ…」
実物は居ないのに…
想像でイク僕は変態だ。
中指と人差し指の抜き差しを繰り返し、その指をサカキの陰茎に見立ててオナニーと言うものをした。
耐え切れなくなって射精した僕はモヤモヤを残しながら重い身体に鞭を打ち、立ち上がる。
指に伝うのはヤツの遺したモノだろう。
それをティッシュで拭き取り手を洗った。
冷蔵庫を眺めると食材が無いことに気付き、野菜を買いに自転車でスーパへ向かった。
…★…★…★…
そういえば、あと三日学校に行けばもう夏休みか。
夏休みはドコへ行こうかな…
伯母さんに夏休みはみんなで海へ行こうって誘われたから海は決定。
プールの補習は体育の沢中先生がうるさいから一週間行かないといけない…
それ以外は部活には入ってないからそれ以上は学校に行かなくていいし…
誰か友達が遊びに誘ってくれたら嬉しいな。
そんなことを考えながら今日は日曜日。
伯母さんへお弁当を作ってくれたお礼に僕の手作りカレーをご馳走しようと思う。
ああ…でも金曜日、お弁当食べたのはサカキだ。
翌日見たら空のお弁当箱がシンクに置きっぱなしだったんだよな。
食べたなら水に浸けておくなり、洗うなりしとけって話しだ。
って、もう居ない犯罪者の事を考えてどうする…
「はーい只今からタイムセーェル!!!激安、アルトバイカルンのウィンナーが今なら20%オフだよっ!!」
テクノスーパー恒例タイムセール。
ウィンナーの20%オフ…
コレは買いだ。
僕はカートを引きながらアルトバイカルンのウィンナーをわしづかみ、買い物カゴの中に入れた。
ウィンナーはお弁当にも大活躍だ。
焼くだけだし、味付けなくてもおいしいもん。
「あっ、野菜買いに来たのに…ついやってしまった・・・」
スーパは安いと言われると特だと思ってつい買ってしまう…
だけど実際、欲しいモノ+安いモノなのでかなり損をする。
でも、いっか。
どうせウィンナーはあってもなくても困らないし。
他のモノを買わないようにレジに並び清算…
合計1296円!
うん、安い方だ。
袋もマイバック使用。
やはり食費まで伯母さんに出してもらっているため失礼にあたる贅沢な暮らしはできない。
『真尋、無理しないでね?伯母さんバンバンお金あげるから!』と言われるけど、ねだるのは洋服代(ちょっとこだわりがある)くらいで食費は最低限に抑えようと思っている。
帰ったらカレーの下ごしらえだ。
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