□萬の唄□
春風と少年
きっと今のはおどけた春風のいたずらなんだろう
すれ違い舞い上がる風の中 少年の背中が見えたような
何気ないいつもの道すがら 忘れ物をしたような気がして
なぜだか辿り着く記憶の情景はピントずれ
さよなら繰り返すたび
あどけない少年の心に雨が降った
開いた空には虹が架かってる
駆け出して行け
晴れ渡るのは笑い合うため
風が吹くのは歌い出すため
歩き出すのは君に会うため
君に会いに行くため
さよなら繰り返すたび
あどけない少年の心に雨が降った
開いた空には虹が架かってる
駆け出して行け
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