[通常モード] [URL送信]

愛を…
4





「「「「「「おはようございます!!」」」」」」




開けた途端、中等生からの、挨拶が響いた



「おはよう」


後ろで律が返事していたが、俺はただアイツを捜していた


「…っ」



居た――





驚いた顔で俺を見て固まってる馨
俺と目が合った瞬間俺が解るくらい跳びはねた
そんな様も可愛いと思う俺は相当重症だな


人をかき分け、奥に居た馨のもとに近づいた



目の前には、馨がいる
それが…すごく嬉しかった


「よぉ…また、会えたな」


目を見開いて、俺を見上げる馨


「ど…して…」


どうして?
それは俺がキングで会長だから

またお前に会いたかったから



でも、それを言う前に馨を強く抱きしめた


「お前に…会いたかったから」


(お前のことが、好きだからだ…)












その日を境に俺と馨の距離は一気に縮まった







[*前へ][次へ#]

6/12ページ

[戻る]


第3回BLove小説漫画コンテスト開催中
[小説ナビ|小説大賞]
無料HPエムペ!