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愛を…
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とても幸せそうな弟…馨を見ているのは
とても苦しくて…
とても辛くて…
とても悲しかった…





――何もわかってない癖に…





――大翔のこと何も知らない癖に…!!







いつしか、僕の中に醜い嫉妬が渦巻いていた…普通に馨と接することができなくなるくらい…


でも…そんなとき大翔が言ってくれたんだ
僕のこと“愛してる”って…


一杯…一杯泣いて、何度も忘れようと思ってた
でも大好きな大翔は、僕のことを“愛してる”って言ってくれたんだ
それが嬉しくて、幸せで僕は不甲斐にも泣いてしまった
そんな僕をずっと撫でてくれる大翔に僕も言ったの“愛してる”って…そしたら大翔は驚いた顔をしたけど直ぐに嬉しそうに微笑んでくれた




これがすべての始まり…――





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