木柵鉄観音の宴 青空に花束 何時までも 何処までも どうしてずっと そんなに大事そうに抱えているんだ 何で泣きそうに抱えているんだ 十字架の花束を 十字架の花束 すでに枯れてしまっているのに 花束だけを抱いて 月夜に独りで泣かないで・・ 花束の影は今もあるから 昔 大切な人の雪花は 今 とても近くにいる 毎月夜花束を抱いて泣いている その細く 儚く震える肩を 抱く事が出来なくて 苦しくて 気持ちが逆走していく 青空に花束放り投げようよ 独りじゃ出来ないけど 誰かがいれば出来ないかな? 放り投げても どんな花よりも美しい あの花束は心に咲いて 散らないから― 青空に花束 ++++++++++ 蓮王イメージの詩 [次へ] |