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なかよしこよし
●あいくるしい(幸→政で親→政)
どうすれば

この想いのたけを

わかってもらえる?

どうすれば
信じてもらえる?

こんなにも
想う気持ちを

どうすれば





愛していると
耳元で
何度も囁いて

言葉にすればいい?

その手に
肩に
唇に触れて

熱を伝えればいい?


わからない


わからないのだ

こんな感情は
初めてだから



どうすればいい?




いっそ
知らなければよかったのだ

だけど

もう

この気持ちをなくして
生きてはいけない

そんな錯覚すら覚えてしまう



こんなにも
想っていることを

どうか
あなたには気付いてほしい











「という感じなのだが、いかがであろう?」
「ん?んー…」
「やはり、おかしいだろうか」
「いや、というよりもだな、あんたからこんなんが出てくるなんて意外だな、ってよ」
「意外とは?」
「もっとこう、話すより行動するが早いっていう性格だと思ってたからな」
「ああ、なるほど…しかしこればかりは、どうしたらよいものか皆目見当つかずでありまして」
「文をしたためるというのは」
「佐助に聞いたのだ」
「で、これは?」
「かのお方に、届ける」
「あんたの文なら効果的かもな。うまくいくといいな」
「これは力強いお言葉」
「じゃあそろそろお暇するかな。忍の団子もうまかったぜ」
「なんの!では、道中気をつけて参られよ、元親殿」
「おうよ。邪魔したな、幸村」









さて、お尋ねしなかったが、元親殿はいずこへ参られるのか。
まあよい。

「佐助ぇ!これを奥州に持て!」









あの文もらう姫様も大変だねえ。
断りにくいだろうよなあ。はは!
いや、うまくいくこともあるか。

さて、すこし急ぐか。
はやく政宗の顔が見たいぜ、っと。





―終―
20090713



※雰囲気小話でした。
お互いに気付いてない政宗狙い。
狙いっつーか、なんつーか、チカダテは不適切な関係を済ませておりますしw

三つ巴は楽しいな(^ω^)
お付き合いありがとうございました!

かげつまいこ


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