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時が動けば、全てが変わる。
そう知っていたはずなのに、変わらない物だってきっとあるはずだと。
信じていたかった。
そこはいつだって優しくて。
温かくて穏やかで。
静かにゆったりと時間が流れていた。
何もかもを忘れて、ただ甘い時間にたゆたっていることが出来た。
でも…もう。
時、過れば、何もかもが変わる。
変わらないものなどない。
そして。
自分も変わらなければならない。
いくらそれが哀しい選択だったとしても。
*
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