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小説【腐 夢 混在】
ウラハラ【夢 土方束縛 暴力】

☆天人の薬を盛られてしまい、二重人格になって しまった土方さん。



また、門限を破ってしまった。


「ごめんなさい……ッ」

「っていうやり取り今まで何回やってきたか覚え てるか?」

「どこの男とフラついてた?」

「男…じゃ、ない、」

「嘘つくな!!!!!!」

土方さんが叫びながら、四つん這いにされて無防 備なあたしのお腹を蹴る。

「七詩みてえな馬鹿なやつには何回言ってもわか んねえからな、ちゃんと痛みでしつけてやんねー とな」

「あッ…あ……ごめ、なさ…!あ゙ゔッ!!!」

「お前みたいなクズ女誰も相手にしねーのに俺が 飼ってやってんだから」

「ん゙ッ!!!!」

「ちったあ感謝しろよ」

「あ……ありがとうございます…っ……は、ッは、 はあッ、」


痛い。吐きそうだ。

でも、この時間だけは土方さんを強く肌に感じら れるんだ。

土方さん。

早く、帰ってきて。

土方さん。


「や、あ゙!!!」


お腹とか頭とか顔とか殴られたり蹴られたり叩か れたりして、興奮してる自分が嫌だ。

痛いのは好きじゃないのに。

でも、土方さんがあたしに構ってくれてるって考 えたら全然嫌じゃない。

土方さんだからだ。


「はぁッ、は、はあ、ッ、」

「痛いのそんなに好きか?」

「あ……ちが、います、」

「七詩は淫乱だなー…」

「ちがっ、あ゙!!!」


背中を強く蹴られる。

「あ゙あ゙っ!!!」


痛いのに。なぜか嬉しくてたまらない。

もし土方さんに興奮してるってばれたらまた酷く お仕置きされてしまう。

それは嫌だ。やっぱり、痛いのは嫌だ。

でも、土方さんがいなくなってしまうのはもっと 嫌だ。




「七詩」

「はい…っ」

「……ごめんな、また、俺、」

「土方さん…!」


土方さんの大きな腕があたしを抱き締める。

大丈夫だよ。 あたしは土方さんがどんなに壊れてもずっといつ までも一緒にいるから。


「大丈夫だよ、土方さん。もうちょっとで薬の効 き目きれるっていってたじゃん」

「だけど、その前に七詩が壊れちまうかもしれね え」

「あたしは大丈夫だから、」

「七詩が酷く傷つくようなら、俺を殴っても構わ ねえからな」

「それ何回も聞いたよっ」

「でもよ…」

「土方さんは何も心配しなくていいよ、あたし耐 えられるから」


もう、酷くされるのも慣れた。

薬で壊れたのは土方さんだけじゃないかもしれな い。

一緒に壊れていようね。土方さん。

いつまでも。






(薬にまみれたのは貴女も同じ、解毒薬は闇の中)

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あきゅろす。
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