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小説【腐 夢 混在】
ご主人様と(1)【土銀 メイドコス】

☆土方さんが銀ちゃん大好きです。銀ちゃんもほんとはまんざらでもない感じ。





「………………なんだソレ」


「なんだって…見りゃわかんだろ」



土方の持っているメイド服に銀時は冷たい視線をおくる。



久しぶりに土方が万事屋に遊びに来たと思ったら。



「お前……そんな趣味あったのかよ」


「俺じゃねえ。お前が着るんだよ」


「なんだでよ!!!」


「俺の性欲を発散するためです」




そのツラで言うな。


イケメンがもったいねー。




………何てのは絶対面とは向かっては言ってやらないけどな。



土方はニヤニヤしながら銀時を見る。


そして、メイド服特有のフリルをピラピラさせて、こっちに見せつけてくる。




「ほれほれ」


「“ほれほれ”じゃねーよ!他でやれっ」


「え?俺が浮気してもいいのか?傷つかねーのか?」




「………あー傷つかねえな」



「……浮気するわけねえだろバカ俺が銀時以外のやつで性欲発散するわけねーだろが愛してるよ銀時」



…………なんだこいつ。



「銀時、だからこれを着てくれ」



「だからっていう接続詞と意味が繋がってねーよ」



「いいから着てみろよ。そして俺に尽くせ。ご主人様とか言ってくれ」



「お前まじでか」




土方お前そんなこと考えてたのかまじでか!!!!!!!!!!


土方はメイド服をチラつかせながら俺を見つめ続ける。


………諦める様子はない。




「………つーか、お前いつからそんなシュミになったんだよほんとに」



「………この前俺が風邪引いたときにさ、お前ナース服来て見舞いに来てくれたろ?

お前そのときだいぶノリノリだったから、そういうプレイ好きなのかなと思って」







「(゚д゚ )」




「………なんだよ」



「いや……あの………バカなの?」


「俺はいたって真面目だ」





ちょっとどうしたんだろう土方くん。



俺の知ってる土方くんはそんな変態思考なかったような………


いや、ヤってる時は結構過激なことしたりするけどね?


でもそれは道具使ったりとかそういうことだけでこんな特殊な服着るとかそんなことなかったのに。



「さあもう迷うことはない。着てみようか銀時くん」







「……………一回だけな」



と、なぜかここで俺は妥協してしまって。



もしかしたら俺も少し楽しみだったのかもしれない。メイド服プレイが。



とか、そんなことは考えたくないので記憶から抹消しておく



「っしゃ」


「あからさまに喜ぶなコラ」





(いつも通りが崩れると共に生まれる戸惑いと期待)

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あきゅろす。
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