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高銀(長編)
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騒がしく廊下を走って来た銀八。
その手には大きな白い箱と共に…。


「たたた高杉!!これ…冷蔵庫に……」

「あー、たまたま通っただけだ」

「ああああ開けていいの!?」

「…勝手にしろ」


嬉しそうに、やったーと叫びながら銀八は俺の膝の上に座って箱を開けた。

それは、大きな銀八の髪ように真っ白なクリームにたくさんの苺が乗ったワンホールケーキだった。


「ワンホール!!」

「うるせェ」

キラキラさせてケーキを見る銀八の腰に腕を回して頭を背中にもたれかけた。



「甘ーい」

指でクリームを掬い、口に頬張って食べる姿はなんて可愛いんだろうか…

これは惚れた弱みと言うのかねェ?

さァな。銀八以外の人間がやってたら行儀のなってねェヤツだ、ってぶん殴る。




「高杉ぃ♪」

「なんだ」

満面な笑顔で後ろに振り返った銀八は俺の頬に触れるだけのキスをした。


「このケーキ様のおかげで、さっきまでのお前の悪行を許してやるよ」

「そいつァ、お安いこった」


ケーキを机の上に載せ、銀八は俺と向かい合わせに座り直して今度は唇に吸い付いた。


クリームの所為でいつもより甘いこいつの味。


くちゅくちゅ卑猥な水音を立てながら徐々に深くなる行為。


次第に銀八から舌を絡めてもっともっとと急かしてきやがる。


たまにこーゆう時甘えてくるからこんなヤツに俺はハマッちまうんだよ…


「はぅ…んっちゅー」

「はっ…可愛いなァ銀八ィ」


服を脱がし始めてようやく銀八は我に戻ったように俺を押し返して来た。


「あ、ちょ…ちょっと待って高杉。俺風呂まだ…」

「構わねェよ」

「いや俺が構うわ!!汗臭いし」

「いいんじゃねェか?銀八の匂いは好きだ」

「っ//変態!せめてベッドがいい…な」


上目使いでコイツに頼まれたァ…断られねェ。


「仰せのままに。お姫様」

「な、なんだと!!…おわっ」


軽々銀八をお姫様だっこし、可愛いく首にしがみつく姫さんにニコッ(ニヤリ)と笑ってやったら、顔を真っ赤にした。








━━━━…

「あぁっあぁ…やっちょっは、んっ!」

「ククッ、俺ァまだ指1本しか入れてねェぜ。なのにもうイっちまうのか?淫乱」

「い、いんらんじゃ…ねっんぁっあぁぃや」

指を2本に増やしてバラバラに動かしてやれば、涙を流して喘ぎ、イヤイヤと拒絶する。


たまんねェなァ銀八。


口で銀八の伊達眼鏡を外して、俺の顔にその眼鏡を掛けた。



「先生、こんな淫乱な姿生徒には見せらんねェな」

「あっあぁ…くっ、たか、すぎっもう…入れてっ」

紅く蒸気した頬に、潤んだ瞳、途切れ途切れの息…加虐心がくすぐらるなァ。



「何を入れて欲しいんだよ?ククッ」

指をまた増やして銀八のイイ所ばかり攻める。


「はぁっつ…なん、で…うぁっぁくっあぁあ」


ぴゅっと銀八は先にイキやがった。だが、まだまだだぜ…


「言わなきゃずっとこれだ」


指を引き抜き、ベッドサイドからビンとピンローを取り出した。

怯える銀八を知り目に、ローターにビンの中の媚薬を掛け、銀八の後孔に埋め込んだ。


そして、スイッチ強。


「あぁぁぁぁっ!!はっあっやだぁスイ、チとめ…ぁぁっ!!」

中に中に埋め込んで、銀八の悶える姿を楽しんだ。
とめどなく銀八自身から溢れ出る精液。


「テメェ今玩具にイかされてんだぜ?俺じゃなくてもいいんだなァ」


溢れ出る所を指の腹でせき止め、高みの見物。

「も、っいやぁぁっ…、すぎのっはぁはぁっ…がいい。いっぱいっんぁっ奥突いてぇぇぇ」


「っ…言えたじゃねェか。望み通りヤってやらァ」


真っ赤な顔を片手で隠すようにして懇願するからなァいくら俺でも我慢は出来ねェな。


ローターは入れたまま、俺のモンを銀八の中に当てがい、一気に挿入した。


「ーーーーっ!!おくっおくが…あっぁぁはん、いいよぅ、きもちいいっ、しゅぎぃぃ」


理性を半ば手放している銀八は最高に妖艶で、どんな女より綺麗で魅力的だ。


「俺も、きもちいいぜ」

「しゅぎっ…大しゅきだよぉぉ」

「俺も好きだ。
誕生日…おめでとう銀八」


ラストスパートをかけて思っきり中を奥を突く。
「も、もうっあぁあぁイくっっっ…ぁあぁんーーー!!」


嬌声まで飲み込むように口付けて、銀八は果てた。締まる後孔に俺も銀八の中に大量に吐き出した。

仰け反る銀八の背に腕を回して、きつく抱きしめ、耳元で囁いた。



「お前が今日生まれてきてくれて、よかった」


気を失っているコイツに届いたのだろうか…

まぁいいけどな。



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あきゅろす。
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