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高銀(短編)
見ちゃった(高+沖×銀八)
 

「銀八先生いやすかー」

「今はいないよ。どこ行ったんだろうな」


先生を探して三千里…みてぇに探し探し回る俺は見てしまった。


空き教室でアイツに喘がされる先生を…


<見ちゃった>


(こっちには居ねーよな…)

使われることのない教室がある別棟に行く。
沖田は今日までにあげる筈のノートを携えて、廊下を歩き回っていた。


学校なのにこの辺りは何だか静か。


「先生ぇー銀八先生いやせんかー」


当然返答なんてする筈がない。


ガタン


ある使われてない教室から物が倒れるような音が聞こえた。

何だろ。ただそんな好奇心だけだった。




…それがいけなかった…


扉の小さな窓から中を覗けば、そこには


『はっ…んぁっ…高、杉っ』

『銀八ィ、あんま締め付けんなよな。ククッ』


目をネクタイで隠され、背中から抱きしめるように…高杉に先生が犯されてた。


でも先生は嫌嫌ヤられてない。むしろ…



ガラガラっ!!!!


俺は頭で考えるよりも先に扉を開けていた。

ビクッと体を震わせて驚く先生とは別に、高杉は興が削がれたかのように殺気を込めて睨んできやがった。

「何楽しそうなプレイでやってんだ。高杉」

「ちっ…」

「ちょっ、ちょっとネクタイ取って!!高すっ…ぐふっ」


騒ぎ出す先生の口を高杉の手で塞ぎ、ニヤリと余裕の笑みで笑われた。


「今先生と保健の授業中だ。邪魔すんな」


口と目を塞がれた先生の頬にキスしながら高杉は言う。
俺は…別に邪魔するために扉を開けた訳じゃねー。



「先生…」

「んーんー!!!」

「なんならテメェも一緒にヤるか?」


意外な高杉の言葉に俺は驚き、そして心がざわざわと揺れ出した。甘い誘惑のように…


先生が高杉にヤられてたのを見てショックなんか微塵もありゃしない。

俺は…俺は…


先生の目線に合わせて前に座り、見えない先生のネクタイをずらしているこんな状況がひどく興奮する。

高杉は生生の口から手を離して、口の中に指を突っ込んだ。


「な、なにふんは!!たかふ……お…おきはふん…」

ズラしたネクタイからは涙目な銀八の目とぶつかり、慌てたように目が動ている。


「せーんせ、俺も交ぜてくだせェよ」

銀八の口に入っている高杉の先生の唾液が付いた手をペロリと舐めた。



「前貸してやるぜ?」

「…ちぇ、じゃあ先生の口借りまさァ。先生はまた目隠ししててねー」

「ちょ…お、沖田君!?…っあ!たか…すぎ、やめ…あぁっ」

「まだ俺ァイってねェんだよ、銀八」





カチャカチャとズボンのベルトを外し、銀八の口の中に自分のモノを突っ込んだ。

「ふぐっ!!??…うぁっ、いっ、は」

「ほらちゃんと舐めてくだせェよ?」

「ククッ、テメェの下の口も上の口もヤラシイなァ。見えてねェからか?いつもより感じてんじゃねーの」



下からは高杉が先生の腰を掴み、何度も突き上げている。そのたびに、必死に呼吸しようと息を吸いながら俺のモンも吸われてイってしまいそうになる。

嫌がることもなく、必死に舐める銀八はきっと高杉に調教され済みなんだろう。歯すら立てずに従順なんだから。

あぁ…

「先生…可愛い」

「んは…ぁっ、おおきっ…もう、ふぁ…ゆるし、て」

見下ろしながら先生の頭を撫でる。

先走りとだらしなく流れる唾液で口元がかなりエロい。


「おい、銀八よォ…テメェ何回イってんだ?」

後ろから銀八のモノを扱いていた高杉が先端を執拗に攻め立てた。



「あっ…ぐっぁ、や、やだそれ…はぅぁ!!」

「先生が喋るから…っ、もう出しまさァ。ちゃんと飲み干してくださいよ先生」


銀八の後頭部を引き寄せて、中に全て放った。

最高だ


ピクピクと痙攣する銀八からゴクンと嚥下する音が聞こえた。



「よく出来ました」

服を整えて、先生の目線にしゃがみ込んでから白く美しい先生の乳首にちゅっと吸い付いた。


「あぁぁっ!!!な、ん…やめて…」


背を仰け反らせる銀八を後ろからギュッと抱きしめる高杉が何故か憎らしい。



「…っ出すぜ銀八」

「いっ…あぁぁぁぁ!!!…んんっ!?」

一際深く挿入して高杉は銀八のナカでイった。
その時、嬌声を出す銀八の唇を俺は自分のでかき消していた。


深く舌を入れて絡めていると、カクン…と銀八の頭が力を失って落ちた。


「気絶しちゃいやしたか?」


「おいガキ」

高杉の声が俺に向き、何?と問えば、いきなり胸倉を掴まれてキスされた。


はぁ!?なんで俺とコイツが!!??

しかも舌まで入れやがるから俺は青ざめて高杉の肩を必死に押した。



「っ!!…ななな何しやがる!」

「勝手に俺の銀八とキスしてんじゃねェよ」


気絶している先生のネクタイを解きながら、さも当たり前のように言う高杉。


「俺も先生が好きだ」

「残念だなァ。銀八は俺が好きだぜ。俺を、な」

勝ち誇るように言い放つ高杉に言いようもない苛立ちが募る。

いつまで抱きしめてんだよ!!先生は抱き枕じゃねーんだよ!!


「先生を奪ってやる」

「やれるもんならやってみな。いつでも相手になってやらァ」


俺は勢い良いく扉を開け、閉めずに2人を置いてそのまま去っていった。











「渡さねェよ。コイツは俺のモノだ」

後処理をし、隣で眠る銀八の頭を撫でた。


「…高杉ってヤキモチ妬きだよな。意外に」

「起きたか。…妬いてねー」

「いーや妬いてる。大丈夫、俺は高杉の味方だからよ」


高杉の膝を枕にして、銀八は目を閉じながら言った。


「ほォ、有り難いねェ。こんな事しても俺の味方、か」

「だって今さ、俺を置いて帰らなかったじゃん。しかも不良高杉が膝枕してくれてるし」

「……」


「彼氏がモテると君は大変だね(笑)」

「だれが彼氏だ。テメェが彼女だろうが、図に乗るな馬鹿」





―――――――――――

最後はやはりラブラブ(笑)

2ヵ月前から出来てた話しなので、今更公開します。

小説って……大変。


☆水城

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