籠
突撃注意報(火神)
「かーがみーー!!」
廊下を歩いてたら前方にバカガミこと火神の後ろ姿を発見!
ってことで、そのままその背中目掛けて突進してみた。
火神は一瞬ふらついたけど、すぐにバランスを取り戻して振り返る。
うっわ。怖い顔…。目付き目付きっ!
「なにすんだよ…ですか。」
おーおー。危険な敬語だなー。
やっぱりあの学力テストはまぐれだったんだな。
マークシートだったし。
「んー。見つけたからとりあえず突撃してみた!」
「…はぁ」
なんか溜め息つかれたんですけど。
失礼じゃない?仮にも先輩に向かって!
「あんたぐらいでかいやつ見かけるとこう…ちゅどーん!って突撃したくなるのよ!」
「部長とかにもやんの…ですか?」
「じゅんぺーはねー、たまにかな。」
もうちょっとがっしりっていうか、背中が広いほうが意欲が湧くっていうかさー。
前まではしょっちゅうやってたけどね。
もっといい相手が見つかったからさ!
「…じゃあ水戸部先輩は」
「水戸部にそんなことできるわけないでしょ!」
やったことはあるんだ。
後悔したけど。
「一回やったらすごいオロオロされてさー。コミュニケーションの一種のつもりだったから、こっちが申し訳なくなっちゃって。」
「…はぁ。」
また溜め息!
あんた何回先輩に向かって溜め息ついたら気がすむのよ!
もういちいち気にしたりはしないけど。
「ま、そんなわけで、あんたが最適ってことよ。
ほら、もうチャイム鳴るよ。ちゃんと勉強しろよ、バスケ少年!」
火神の肩をポンと叩いて私はまた廊下を歩き出した。
::突撃注意報::
(いきなり出てきて)
(急に去ってく)
(まるであんたは台風のよう)
--End
あ、あれ……名前……orz
フォルダ漁ってたら出てきたので恥を承知で載せてみる。ほかに載せるものないし←
超突貫工事だった記憶があります(笑)
ヒロインと火神との関係性がわかりません。きっとヒロインはリコの友達なんだよ。きっとね^^
水戸部に飛び付きたい…(´・ω・`)
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