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平凡人生…多分
3




それから9代目は私達と遊びまくった。


「元気だね。綱吉くんと刹那ちゃんは」


9代目と遊ぶのに夢中で私はこの後に起こる出来事をすっかり頭の隅において忘れていた。




「つなよし、わたしといれいってくるからちょっとのあいだひとりであそんでて?」


「わかった!」


元気よく返事をしてくれた綱吉は庭の方へ行った。それを私はトイレに行く途中まで見ていた。
嫌な予感がその時あったことに気付くことなく…




―…



私がトイレから戻ってくると庭のほうから犬の鳴き声と共に綱吉の泣き声も聞こえた。


「…!つなよし!」


走って庭に行くとそこでは9代目が綱吉のオデコに炎を灯しているところだった。

私は直感した


「(あぁ物語が幕を開けたんだ)」


今目の前で起こっている出来事を紙の上で見ているかのように



「…。

つなよし!どうしたの?ころんじゃった?」


私はさも、今来たように見せかけ綱吉と9代目と父さんがいるところに向かった。


「ヒック…だいじょうぶ…い、ぬに…びっくりし、ただけ…」


「そっか、よかった」


私は綱吉の頭を撫でているとすぐに大空のような笑顔になった。


「刹那!お前はほんと弟思いの姉だな!」


私たちを見ていた父さんが私の頭をちょっと乱暴にけど温かい手で撫でてくれた。


「えへへ♪もちろん!」


そんな様子を見ていた9代目が私のことを不思議そうなでも悲しそうに見ていたのは誰も知らない。







さぁ物語は始まった

この続きを知っているのは

神様と転生してきた

イレギュラーな

平凡の少女だけ

でもここは

世界の多くある中の

一つの世界

ちゃんと物語のように

進むかは

神さえも知らない


さぁ準備を初めて

物語が始まり

物語が終わる

その時まで





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あきゅろす。
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