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王子とカエルと時々私







「ぎっ…りぎりセーフ!」


「本当にぎりぎりだな桐谷」


「すいません!」



全てはあいつらのせい!とは言えないので心の中に留める。

席につくと斜め前にいた友達が私に笑いかけた。


起立、礼。先生が話を始める。


いつも通りの日常。
違うのは私の家にいるあいつら、王子とカエル。






王子とカエルと時々私

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