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王子とカエルと時々私







「あ、お帰りですーなんか葉月サン疲れてませーん?」


「えぇとっても」



「湯舟も悪くないなーボスにつけてもらうか」


カエルは王子より先に風呂入っていて(ありえなくね?でも葉月がじゃんけんで決めるっつーから)ベッドに寝転がって漫画を読んでいた。
俺達が出てる、
“家庭教師ヒットマンリボーン”


つーか王子が出るの遅いよな。沢田綱吉が主人公かよ。

まぁカエルなんか王子よりはるかに遅いからいーけど。



「…はぁ」



「何溜息ついてんだよ葉月?」



「ベル達のせいでしょ!」



「なんでミーも入ってるんですかー」



にしても本当面白い、つーか変な女。


見ず知らずの王子達を(漫画で知ってるんだろうけど)家でかくまって、食事を用意したり…

ま、王子の下撲として当たり前だけど?



「まぁ世話になってるわけだし癒してやろうか?」



「癒すって…何すんの?」



「何って…そりゃ王子直々にナニを…「変態王子ぃぃ!!」…切り刻むよ?」



「変態発言控えてくださいよ堕王子ー葉月サンそういうの慣れてないんですからー」



「うぅっ…フラン…っ」



「あからさまに処女って感じですもんね葉月サンってー」



「死ねカエル!」



「あ、それさんせー」







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あきゅろす。
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