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中編
第七話

ゲームセンターから少し歩き20分程電車に揺られたあとアレックスが住んでいるマンションへと辿りついた。
電車に乗っている間、今日の遊びで疲れたのかなのははぐっすりとアレックスに体を預けぐっすりと寝てしまった。

仕方ないのでアレックスはなのはを背負いここまで戻ってきたというわけだ。
アレックスの住んでいる部屋は2LDk程の部屋で一人暮らしにしては十分すぎる程の設備であった。

「んっ・・・・。」

「おっ、起きたか。」

美味しそうな匂いに誘われてかなのははゆっくりと目を覚ます。寝起きの状態でイマイチ頭が回っていない為辺りを見渡して現状を理解する。
数十秒経ってから理解したのかなのはは顔を真っ赤に染め両手で顔を隠す。

「やだっ・・・!///私寝ちゃった!!?///」

「まぁな。腹減ってるだろ?」

アレックスは台所から出てきて両手には二人分の皿を持ち中心の机へと置く。
皿にはチャーハンが盛り付けられておりとてもいい香りが漂っていた。

「アレックスさん、料理できたんだ。」

「簡単なものならな。冷めないうちに食っちまうぞ?」

「うん。」

アレックスはチャーハンのほかにサラダも持ってきてお互い向かい合うように座る。
そして両手を合わせ

「「いただきます。」」

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