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中編
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「・・・・・・///」

「ふむ・・・。」

口いっぱいに広がるビターチョコレートの甘さと多少の苦さ。
アレックスは数分かけその味を丁寧に味わうと喉の奥へと飲み込む。

「あ、あの・・・。」

「マズイな。」

アレックスの言葉になのはに衝撃が走ってしまう。
まさに漫画のようになのはの背景に雷が落ちかなりのショックを受けている。
今にも泣きそうな顔にアレックスは微笑みながらなのはの頭に手を置く。

「俺はこう見えて甘いものは大好きなんだ。だから・・・来年はもっと甘いのを頼む・・・///」

「アレックスさん・・・///はい!分かりました!」

なのははアレックスの言葉を聞くと力強く返事をする。
アレックスはその顔を見ると立ち上がり大きく背伸びをする。そして「よしっ!」と意気込むとなのはへと振り向く。

「せっかくの休みだ。今日は思いっきり遊ぶか!」

「はい!」

二人は手を繋ぎ合いクラナガンの中心街へと歩き始めた。

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あきゅろす。
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