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「ありゃ」

山崎が小さく声をあげた、な、なんだなんだ




「この人この間道に倒れてたんですよ」

えぇ…倒れてたって…
どうゆうことだ

「俺が副長のマヨネーズの買い出しに出掛けたらこの人が倒れてて……野次馬が集ってたからこりゃ不味いなと思いましてね、
近くに行ってみたら女の子が倒れてるんですよ。
しきりに銀、って繰り返してるもんですからね?
銀といったら万事屋の旦那かなぁって思って」

で俺が万事屋まで運んだんですよ。と山崎はしめた。

ちょ、おまえ主人公より長文話すんじゃねぇよ!!
私の立場が無いだろうが!
それにしてもやっぱりマヨネーズの買い出しは山崎がやってるんだー

あぁ…土方さん……
いつ会えるのかなぁ



「アンタ…名前は?」
「名前…ですけど」
「そうか名前だな、覚えておきやす。
で…名前はなんでこんなところに?」

出会って数分で呼び捨てかぁ…

超慣れなれしいなこのクソガキャ^^


まあ良いけどさ。
この世界の人達と友好関係を築くのは素敵な事だよね

「散歩してたら道に迷いました(笑」
「(笑)えねーよ」
「ですよね^^」

「…ん?それにしても御前さん…」

じとっとした視線を向けられた、え!?
なに
私何か悪いことしたかなぁ…

ここ最近の言動を思い出してみる


1.銀さんの風呂を覗いた
2.銀さんの下着を盗んだ
3.銀さんの服の香りを吸い込んだ
4.銀さんのいry



………。


…全く記憶にないわ


「歳は?」
え?年齢?
嫌だなぁこのクソガキは女の子に歳を聞いちゃいけないって習わなかったのかしらねぇ……


「幾つに見える?」
「合コンか」

うぅ…確かに。言わなきゃダメなのかな。

「ま…俺とそんなに変わらないって所ですかねぃ」

ニヤニヤと笑顔を崩さない沖田を見た山崎は「あ」と思い立ったように声を上げた。

「隊長、もしかして歳の近い友達居ないから嬉しいんじゃないですか?」
「……黙れ山崎」
「ギャアァアァアアア!!」

ガスガスと山崎を踏み潰す沖田は耳まで赤い。
確かに沖田には歳近い友達居ないよなぁと思う。

物心ついた時から道場に居たらしいからな…


「あ…いい忘れたな。
俺は真選組一番隊隊長、沖田総悟。コイツはジミ崎」

山崎ですぅ…とゆう弁解の声は地に沈んだ。

哀れ山崎。


「…えーとあの…沖田くんって友達居ない…の?」

「…」

無言。

図星か。

「…あ…ならさ、私友達として立候補していい?」


な、何いってんだ私の馬鹿!この真性馬鹿☆ミ



「………」


ほら沖田だってポカンとしてるじゃないか!!


あーもー


「な…なんてね、へへ「――――驚いた」



………ぬぁ?



「人殺し相手に…そんなこと言った奴はお前が初めてでさァ」


人殺し。


そうだ…
真選組は、人を殺してる。幕府の戌とかなんとか言われてるくらいだし、真選組は回りに恐怖されているだろう

好んで近寄る人は居ないんだろうが…

「だってそれはお仕事でしょ?」

「…それは」

「だから気にすることなんて無いと思うよ?

例え、君が人殺しでも」

「……。」

「犯罪者……てゆうかアレだね。殺人犯は自分の私利私欲で人を殺すよね。
でも沖田くんは違う」

街の為に、組のために剣を振るうのが真選組、だよね

「……な」

な?







「何シリアスに入ろうとしてるんでさァ」

「フヒヒwwwwサーセンwwwww」

だってこの連載全然シリアスないからたまにはこんなんも良いかなって思ったんだよ悪いかコンチクショ!


「面白い奴だなぁ名前は」

「良く言われます」
「よっしゃ、じゃあ友達になってやりまさぁ!」
「マジでか!」




おきた そうご が なかまに くわわった!

Sど が 5 あがった!
名前 は ほんらいの もくてきを わすれた !





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書き直したら原型を止めなくなった



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