[携帯モード] [URL送信]
5

神楽ちゃんと熱い握手を交わしてから二時間後のこと(ギャーギャー五月蝿かった新八は無視しました)。

私は自分の持っていた荷物を確認している、これから此処に住むと言うことは同時に二次元に住むということだ。


部屋の隅にぽつんと置いてあった鞄(+竹刀)を持ち上げてチャックを開く。

中に入っているのは……



・ノート
・筆箱
・アンソロ二冊
・mp3プレーヤー
・携帯
・財布
のみだ。

わぁ……見事に勉強道具入ってNEEEEEEE!!!

ぐあぁああ…!こうなる事が分かってたならお泊まりセット持ち歩いたのにィイ!!


今から悩んでも仕方ないのだけれど。

その荷物の中から財布だけ取り出して中身を確認、

所持金:1万4千円

いつもの日常生活ならばこれだけあれば困る事は無いけど何分着替えも持ってないから、これから揃えなければいけないのだろう

「うーん…。それ以前にこのお金使えるのかなぁ……」

実際の江戸とは異なるこの世界でこの「円」通貨ははたして通用するのだろうか。

ふ…不安が一杯だ…orz




まぁ取り敢えず困ったことは後回しにしよう!後の事は後に悩もう…うん…


「他のっ、人達にっ、会っいたいなー♪」

リズムをつけて独り言、
そういや大阪の人達はリズムつけて喋るらしいよ!

「そうだ、散歩行こう」
某広告ポスターなノリで呟きすっくと立ち上がる。

銀さんはソファでジャンプに熱中しているようで私の独り言には気付いていないようだ、
あ、後でジャンプ貸してもらおう


「散歩に行ってきまーす!」

大声で銀さんにそう言うと「おー」とゆう返事(?)が返って来たので満足して万事屋を後にした









次回からお散歩編でつ



第3回BLove小説漫画コンテスト開催中
[小説ナビ|小説大賞]
無料HPエムペ!