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レンリン

※裏注意










階段を下りるとリビングでリンが一生懸命何かを作っていた。腕に抱えているボウルを見ると中にはいい具合に溶けているチョコが入っていた。


「…あれ?なんでチョコ作ってんの?」

「レンが作ってって言ったんじゃない」

「そーだっけ?」

「もう……」


ボウルをテーブルの上に置き、冷蔵庫へ向かおうとしたリンの腕を掴み抱き寄せる。


「これ、お返しね」


ポケットから一口サイズのチョコを取り出し、それを自らの口に入れ素早くリンの唇を奪う。逃げないように腰に回した腕に力を入れ、舌を絡ませ合ってリンの口にチョコを浸透させる。


「…ふっ……ん、」


唇を離すとチョコの甘い香りが互いの口から漂う。その香りと頬を赤く染めながら潤んだ瞳で見上げる視線に乱れた吐息、俺の理性を壊すには十分。無言で近くのソファに押し倒しエプロンはもちろん、服を脱がし始める。
小さく尖った粒に舌を這わせるとビクッとリンは肩を震わせる。



「れ……れんっ…」

「リン大好きだよ」



下半身が僅かに動いた。自身が勃ったんだろう、ズボンが少し尖んがっている。
こんなことで勃つなんて、俺はリンにそれほどまで欲情してるってこと。
欲情し過ぎて俺の知らないリンをさらに知りたくなる。
ふと、視界に入ってしまったチョコの入ったボウルを見て怪しい笑みを浮かべた。



「リンだけに、特別なのをあげる」



そう小声で囁いてリンから離れ、先程リンがチョコを溶かしていたボウルを手に取りベルトを外し自身を取り出すとそのまま自身にかけ始める。その行動を見てリンは顔全体を真っ赤にした。


「…食べて?」


優しい視線でリンを捕まえる。顔を赤くしたまま動かないリンにキスをして誘わせる。そして口を下へ誘導させた。













「…ん、……ふ…ぁ…」


太股の間から顔を出しチョコをかけた俺を小さな舌で器用に舐め上げるリンを見るのは何よりの快感だった。


「リン、美味しい?」

「んぁ……ふ、んっ…!」


俺の言葉に照れ、時折腰を動かしながらも綺麗に舐め上げるリンは誰にも見せない、俺だけのもの。


「…ぁ…ん、…いきなり出さないでよ…」

「リンが舐めるの上手だから我慢出来なかった」


茶色い液で汚れていた俺はリンのおかげでこの冷たい空気に触れることが出来た。
舐め終えた口元を手で拭うリンの腰に手を回してもう片方の手で顎を掴む。



「レ、レ――…」

「最後に深いキスを」







そう言ってくちづけたキスは甘い味と苦い味がした。


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