★萌ぇの倉庫★
・・・憂鬱
「あ!由良もこの教室だったんだ・・・ですね!?嬉しい、です!・・・改めて、よろしくな・・・ね?」
差し出された手を振り払いたいです★
「はい、僕も嬉しいです!よろしくお願いしますね」
ざわ・・・っとクラスは騒ぎ出す。・・・そりゃそうだよな。俺、人気だし?親衛隊持ちだし?いきなりオタクな容姿な子が俺の名前を呼んだりなんかしたら・・・反感かうぜ?
・・・なんてナルてきな発言はやめとこう。
いちいち反応がうるせーんだよ、クラスの野郎ども。
「おーい、うっせーぞ!斉藤も篠原も仲良くするなら休み時間にしやがれ」
な、仲良く・・・だと?ざけんなよっ!ホスト教師!俺は休み時間になったら即生徒会室に行くんだよ!!
「じゃ、またあとで、ね、由良」
「はい(ニコ」
あぁああああーー!無理、ぜってーやだ。あとでなんか無理だから。
どーしよ。俺、泣きそう・・・
なんだかんだでHRが終わり、休み時間になった。
案の定馬鹿斉藤がこっちにきた
「由良!」
「あ、斉藤くん・・・」
するともう一人うざい奴がきた
「きゃあ〜w二人とも仲良いねぇ〜?」
どこをどーみたら仲良く見えるんだよ!お前の眼球取り除いてあげようか?★
「・・・初めまして!俺、斉藤 夢!・・・です」
「ふふふ・・・敬語がイビツだねェ〜(やっふぅー★王道主人公決定だ!)普通に喋っていいよん★」
「う・・・そーだな!そうする!」
切り替えはや!つーか、だるい。
「あ、僕今から生徒会の仕事してきますね?」
・・・逃げよ。そしてさぼろ。
「えっ!?なんでだよっ!後で、でいいじゃん!」
「仕事がたまっているものでして、早くやらないと終わらないので・・・」
「で、でも!授業どーすんだよ!?あと3分で・・・」
「あー、あのね?夢ちゃん?ってよぶよ?・・・由良は副会長だからいいんだよ〜」
・・愁!ナイス!
「えっ・・・そうなのか・・・」
なんか生徒会でよかったかも。今度から逃げたい時は生徒会って言って逃げよ
「お昼に迎えに行くねぇ〜ゆらちゃん★」
「昼まで仕事やるのか!?・・・じゃ、じゃあな!」
「はい、失礼します」
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