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★萌ぇの倉庫★
・・・最悪だ。
『きゃあああああっ!!!副会長様だぁぁああ』

『ほんと綺麗だなぁ〜』

『抱かれたいっ!』

『いや、むしろ抱きたい!』





「ゆっらちゃぁんっ★どうだったぁ〜?」

・・・あれ?なんでここに愁がいるんだ?

あぁ・・・もう教室ついたんだ・・・無意識に教室まで歩いて来れたとか、俺天才かも。

「・・・別に。」

「あっれぇ?なんか不機嫌かな?」

「あぁ、あの馬鹿転入生のせいで。」

・・・全部が全部転入生のせいじゃないけど

「馬鹿?なんか王道的感じじゃないよぅ・・・もっと転入生に興味持とうよぅ?」

・・・コイツは俺に何を求めてやがるんだ!

「いやだ。関わりたくない」

「由良がここまで嫌うなんて・・・ふっしぎぃ〜♪」

どこがだ・・・俺は面倒なことは嫌いなだけだ。


ガラ・・・
「おい!お前ら席に着かないと犯すぞ〜!」

いきなり変態発言で入ってきたのは俺を放送で呼びやがった糞教師の「荻原 蓮」だ。(見た目ホストだからホスト教師って呼ぼう)


「ゆらちゃん!また後で!」

「・・・あぁ」

そういって俺達は席に着く。

・・・全員が座ったのを確認すると、ホスト教師は口を開いた


「いいか〜?今から転入生を紹介するぞ〜!」

その言葉でクラスが賑わう

・・・まさか、な?

つーか俺の斜め後ろに座っている愁がやたらとうるさい。理解不能な言葉ばっか言ってるし。

「おい!もう入っていいぞ〜?」


ガラ・・・

俺は教室に入ってきた人物にげんなりする。
はぁ・・・やっぱりそうか、転入生といったら・・・


「始めまして!今日からお世話になります、
「斉藤 夢」です!!」

・・・こいつしかいないよな。




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