後日談
「――ハハハ…これは一体何のぷれいカナ」
個室のベッドで空笑いをする李野は、傍らで立つ主治医を恐る恐る見た。
「いやー、病院のベッドに縛り付けられあはんうふんなぷれいっすよ」
「逃げたのは大いに反省してるんで許して下さいぃぃ!!」
「ああそんなに恐がらないで下さい。…もっと酷い事したくなる…」
「誰かァア!!誰か助けてぇぇ!!銀時ィィイ!!!ヅラァァア!!!今すぐヘルプミー!!ヘルペスミー!!!」
メスを片手に目を光らせる主治医に、どたばたと暴れる李野であった。
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