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狼御礼・拍手短編・番外編小説  (槙村・ヤマト)
○月○日
今はものすごーーーく怒ってます。ヽ(`Д´)ノ
何でって?
そりゃもうハロウィンの飾り付けやろうねって兄ちゃんと約束してたのに、疾風先生が兄ちゃん連れてっちゃったんですよ?
酷くないですか?
え? 別にイイじゃんて? Σ( ̄□ ̄;
ひ、酷い……。
誰が可愛い悪魔のコスプレしてくれるんですか!?
見たいでしょ?
見たいよね!? (`・н゛・´)
疾風先生なんて今頃絶対兄ちゃんといちゃついてます!
悔しい(`・ω・´)


「…………隼人さんこれなんですか?」
隼人さんはお医者さんスタイルで、何故かこちらはバニーさんスタイルです。
「えー? バニーさんを診察するお医者さん?」
「まんまじゃないですか!」
「だあねー(楽しそう)」
聴診器片手に迫り来る隼人さん。
「……本物のお医者さんがバニーさんの診察する画なんて馬鹿ですか!?」
「馬鹿結構。もう鈴の頭の上で揺れてるうさ耳が萌過ぎて、私は爆発しそうです」
隼人さん、鼻息荒いです!
殴りたいがネクタイで両手拘束されて無理です!


5分後。
「末っ子に何やってんだ隼人」
帰宅した疾風先生が殴られて肩頬冷やす隼人さんに問う。
「兄ちゃ〜ん(泣き)」
ソファーから脱兎の如く駆け出して、里桜に抱き着く。両手拘束のまま。
「……うわぁ(付けっぱのバニーさんの耳に絶句)」
「帰宅早いぞ兄貴」
不貞腐れた隼人さんに、疾風先生が引き攣り顔。
「なにやってんだと聞いてんだ馬鹿弟」
「えー? 見ての通り〜、お医者さんごっこ♪*゚ あーんな事やこーんな事致したりして〜?」
楽しそうに話す隼人さん。
「「「…………アホだ」」」





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あきゅろす。
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