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狼御礼・拍手短編・番外編小説  (槙村・ヤマト)

「鈴、出しちまいなっ鈴の甘くて白いミルク」
「いやあぁっ」
ボロボロと泣く鈴は、春彦の髪に指を滑らせる。「ジュブ…ん、鈴ちゃん?」
春彦がうっとりして眼を細めた。
カリの裏側を舌先でなぞり、溢れる蜜孔から吸い上げようと、チュウっと音を立てながら、ゴクンと嚥下する。
「あふ…ん、も…駄目っ変になる…やあん、吸っちゃ、春ちゃんっ」
「泣き顔の鈴ちゃん可愛い…」
春彦が顔を近付けて、鈴の唇を舐める。
はあはあと喘ぐ鈴の舌を吸い、絡めて唾液を飲み込む。
「んん、んっ」
「んはっ鈴ちゃんのベロ柔らか…」
「鈴…」
剛に耳許を舐められ、春彦に乳首を吸われる鈴は、嬌声を上げ続け…。






「いい加減起きてよ!!」
ぱふんと枕で顔を殴られた剛は、間抜けな顔で鈴を見上げる。
「ほえ?」
確か鈴を抱いて、乱れて…………………。
他の生徒達は、帰り支度をしている。
「何時までも寝てないで、荷物バスに載せてよね!?」
鈴はやっと起きたと、剛の分の朝食を貰いに、厨房へ走った。
「…高橋、寝言で天音呼んでたぞ? 好い夢でも見てたのか?」
「…まあな」
夢落ちにがっくりした剛は、盛大な溜め息を吐いたのだった。

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