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狼御礼・拍手短編・番外編小説  (槙村・ヤマト)

「あ…あ…」
鈴は胸を上下に喘がせて、熱い塊を秘孔に押し当てられ、ハッとなった。
「駄目! 許して、剛いやいや! 入れないでっ」
鈴の両手を春彦がひとまとめに掴む。
「さあ剛君、夢を叶えなさい。鈴ちゃんを味わうんだ」
「イヤアアアっ!」
鈴の両脚首を左右に掴み、剛は腰を進めた。
小さな秘孔がヒクヒクと蠢く。
「すげー!! 鈴の中熱くて気持ち好い!」
鈴の陰茎から、透明な蜜がピュッと飛び出た。
「潮を噴いたね」
「男なのにか?」
剛は首を傾げた。
「中には居るんだよ。女みたいに。俺も昔抱かれる度になってたんだ」
「や…あ…剛、やだあ」
鈴は身体を震わせて泣く。
「動くぞ…」
「やあああっ! アッアッアッアッ!」
「鈴、鈴っ」
剛は抽挿しながら、鈴の蜜孔に手を伸ばす。
右の人差し指の腹でプニプニと撫でた。
「イくぅ! イヤアアアっ!」
熱い飛沫が鈴の最奥に注がれる。
「鈴、は…あっ」
「やあん…」
春彦が鈴を抱き起こした刹那、ぬぷんと剛の陰茎が抜けた。
最奥に出した白い蜜が、開いたままの秘孔から零れ落ち、春彦は鈴を四つん這いにして双丘を掴み、剛に見せる。
「まだ足りないよね? 勃起したままの剛君」
剛はカッと頬を染めた。

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