狼御礼・拍手短編・番外編小説 (槙村・ヤマト) ・ 「で…も、やばいよ? やっぱり」 鈴は心配して、隣に座る剛を見る。 ホタルが剛の肩に1匹止まった。 「鈴ちゃんは真面目だな〜隼人先輩は鈴ちゃんの何処に惹かれたんだろうね?」 春彦は云いながら、鈴を後ろから羽交い締めにした。 「春ちゃん? 酔っちゃったの? もう遅いから寝た方が…え?」 鈴は慌てた。春彦が鈴の着ていたパジャマのボタンを、外していたからだ。 外気が鈴の肌に触れる。 「や…っ」 暴れて逃げようとしたが、意外と春彦の腕は強い。 「剛助け、あ…」 助けを求めた剛の眼は、熱く鈴の小さな乳首を見詰めていた。 「り…ん」 「剛君、君も気になるだろう? あの小早川隼人がのめり込んだ肉体だ。舐めたらどんな味がするかな?」 鈴は耳まで真っ赤になりながら、信じられないと顔を振る。 「嫌! 春ちゃん意地悪しないで、剛助けてっ」 剛はごくりと唾を呑み込んで、鈴の白い胸に触った。 「春ちゃん離して、やあん、剛っ触っちゃ!?」 ツンと尖った乳首を紙縒のよいに指先で捻る。 「アァン!」 「鈴? 気持ち好いのか?」 もう片方の乳首に顔を寄せた剛を見て、鈴はジワリと涙を浮かべた。 「あふっ」 れろりと乳首を舐め上げた剛は、春彦と視線を合わせた。 [*前へ][次へ#] [戻る] |