鬼畜オオカミと蜂蜜ハニー(鈴編) ・ 「隼人さんっ」 鈴は愛しさで胸がいっぱいになり、隼人に抱き付いた。 「僕も隼人さんの飲む」 隼人は鈴の背を撫でながら、鈴の眦にキスをすると、鈴の乳首に吸った。 「ああん」 イったばかりの身体への愛撫は辛い。 「また今度ね? 私は早く鈴の中に入りたい」 見れば赤黒い陰茎が、先走りを流しながら屹ち上がっている。鈴はその立派さに息を呑む。 「おっきい…」 鈴の最奥がズクリと疼いた。 「っ、鈴、煽り過ぎ」 「え?」 隼人は鈴をうつ伏せにして、腰の下に枕を入れた。 鈴の紅く腫れた秘孔が、ヒクヒクと動く。隼人はペロリと唇を舐めて、鈴のお尻に顔を押し付けた。 「ヒアッ」 鼻で秘孔を撫で、袋を舌で舐め転がす。鈴はうっとりとして腰を震わせた。 「ああ、あうっ隼人さんっ僕…」 「気持ち良い?」 「うん、イい、気持ち良いっ」 隼人はアリの戸渡りを舐め上げ、秘孔を両手で左右に開いて中を見詰めた。 「鈴の中はピンク色で綺麗だな」 「ああ…見ないでっ」 恥ずかしくて、鈴は真っ赤になりながらシーツを掴む。 「見たい。見せて? 鈴の全て…此処も」 舌を秘孔にねじ込ませて、襞を撫でた。 「アアッアアッまた、イっちゃっう!」 グチュグュッ、ピチュ。ズズッ。 「やあん! 吸ったら、またっ」 「ん…もう限界」 唾液で濡れた秘孔に、隼人は自身で鈴を貫いた。 「アアッ!」 「は…あ…鈴、鈴」 隼人は鈴の首筋に口付けながら律動を開始した。ギシギシと鳴るベッドで、鈴は悶え甘く泣く。隼人は僕の腰を掴みながら、秘孔を出入りするさまを見詰め、興奮した。 2人の熱い息遣いが子供部屋に響く。 「はあ、はあ、はあ隼人さんっ隼人さんっ」 「アアッ鈴っ」 貫いたまま、鈴を仰向かせると、ゴリッと鈴の前立腺に当たった。 「ンアアっ、アアッ」 鈴は隼人の首に腕を回して抱き付き、両脚で隼人の腰を挟む。 「イク! イクっ!」 「鈴っ!」 スパークを掛けて、隼人は鈴の最奥に白濁をぶちまけた。ヒクヒクと隼人の陰茎を搾り上げる襞に隼人は、快感に腰を震わせていたのだった。 『ご飯冷めただろうから、温め直してる。鈴は着替えて下りておいで?』 鈴は姿見に映る自分の上半身を見て、これがキスマークかと吐息を零した。 「あんなにえっちだったなんて…隼人さん凄過ぎる」 今もまだ隼人の立派な物が、入っているみたいで落ち着けない。カタンと、下から音がして鈴は着替えを手に部屋を出る。里桜が帰宅したのかもしれない。 「兄ちゃ…?」 リビングへ入り、眼の前の光景に鈴は立ち尽くす。里桜が隼人に抱き付いて、キスをしていたからだ。 「鈴っ!」 隼人が里桜の肩を押し退ける。里桜がハッとして、鈴を振り返った。 「な…何」 していたの? と言葉が出て来ない。脚許に脱いだ洗濯物がパサリと落ちる。里桜は泣き腫らした眼で鈴を見詰めた。 「兄ちゃん…?」 「俺だって、隼人さんが好きだ」 「!?」 鈴は後退さる。 「鈴っ」 隼人は慌てて鈴に手を伸ばすが、鈴は弾かれたように飛び出していた。 「鈴!!」 隼人が叫ぶが、今は何が起きているのか解らない。この場から離れたい一心だった。 「おっと…え?」 よろめいた鈴の腕を、疾風が掴む。が、泣き出した鈴の顔を見て思わず手を離してしまった。玄関を飛び出した処で剛と鉢合わせをした。 [*前へ][次へ#] [戻る] |