[携帯モード] [URL送信]

鬼畜オオカミと蜂蜜ハニー(鈴編)

 汗に濡れて喘ぐ鈴を見下ろしながら、隼人は自分の唇を舐めて指を抜く。
「入れるよ」
「ん…んん、はあっ」
 大好きな隼人が鈴を抱く。胸がいっぱいになって、鈴は隼人への愛しさが増して行く。
「ん…来て、隼人さん」
「鈴」
 眉根を寄せて、隼人はゆっくりと腰を進めた。
「う…く」
 強い圧迫感に鈴は仰け反る。隼人は額から零れ落ちた汗を拭い、鈴を抱き締めた。
「鈴、私の鈴、眼を開けて。君の中に私が『居る』よ?」
 鈴は恐々と双眸を開く。それを確認し、隼人は円を描くように腰を振った。
「んあ、やあん」
「此処か」
 鈴の泣き所を見付けて、隼人はカリの部分でさする。鈴は悲鳴を上げた。
「いや!? 隼人さんっそこダメっんん!」
「駄目じゃないみたいだよ? ほら」
 透明の蜜がだらだらと蜜孔から溢れ、鈴の陰茎を握る隼人の右手を濡らす。
「もう、ダメっ何か来る! 来ちゃう!! あ、あ!」
 ビクビクと痙攣しながら薄くなった蜜が吐き出され、鈴の腹や胸を濡らした。
「んく! 鈴っ」
 キュッと粘膜が隼人の陰茎を絞り、まだ欲しいと蠢く。
「鈴っ」
 鈴の両脚を更に掴み広げて、隼人は腰を穿った。
「また、イっちゃう! 隼人さんっそこアアン! イイ、イイの、あうん」
 隼人は汗だくになりながら鈴を犯した。涙で濡らした頬にキスをされ、鈴は隼人の頭を胸に抱き締めて泣く。喘ぎ泣きながら、鈴は何度目かの絶頂の果てに、失神した。
「鈴…愛してるよ」
 優しいキスが唇に触れた。


 鈴は寝返りを打った時、何かに抱き寄せられて眼が醒めた。ぼやけた視界に、見慣れぬド派手な部屋の内装に、昨夜大好きな隼人に抱かれた事を思い出す。
「……」
 逞しい大人の腕に身体をすっぽりと包まれて、鈴は心拍数を上げた。裸身は綺麗さっぱりとしているから、隼人が甲斐甲斐しく拭いてくれたのだろう。兎に角服を着ようと、隼人の腕から抜け出そうとして、また引き寄せられた。
「おはよー鈴。何処へ行くの?」
 耳許で掠れた声に囁かれ、鈴はビクビクと震える。
「お、おはようございます、んんっん」
 コロンと仰向かされ、噛み付くようなキスに鈴はトロンととろけた表情になる。
「あぁ鈴…腰は痛くない?」
「腰?」
 鈴は間近に見詰める隼人の双眸に、真っ赤になってコクコクと頷いた。ちょっと怠いけど、多分平気。
「大丈夫です」
 消え入りそうになる声に、隼人は口角を上げて鈴を俯かせた。
「隼人さん!?」
「腫れてないか見ないとね?」
 お尻を高く上げた四つん這いの姿に、鈴は悲鳴を上げる。
「やだ嫌っ!!」
「暴れないで鈴、私は医者だよ?」
「やあん!」
 両手で紅く腫れた秘孔を、左右に開くとビクッと蠢く内壁が見える。
「少し腫れてるな…あぁ紅くて美味しそうだ」
「もう、見ないでっ」
「どうして?」
 どうしてと云われても、恥ずかしいからで。だが隼人は楽しそうに、鈴の秘孔にキスをした。
「あうっ」
「腰が揺れてるよ」
 ぴちゃ、と舌で撫でられて、鈴は枕を抱えて喘いだ。
「んっんく、あふっはや、とさん、そこ…」
「気持ち好い?」
 鈴はコクコクと頷きながら、甘い吐息を零した。
「消毒しないと黴菌入るといけないからね」
 隼人は秘孔にぐりっと舌をねじ込ませて、内壁を舐める。
「あふっやあん、ダメっイっちゃう!」
 鈴の陰茎が再び屹ち上がり、蜜の雫が丸く吹き出した所で隼人の人差し指が撫で上げた。
「アアッ」
 軽く絶頂に達した身体が、シーツにぺたりと倒れる。隼人は息を切らせる鈴を仰向かさせると、立派に屹ち上がった自身を鈴の秘孔に押し当てた。隼人の屹立は長くて上に反り返っていて、なんだか六角形になってる。

[*前へ][次へ#]
[戻る]


あきゅろす。
[小説ナビ|小説大賞]
無料HPエムペ!