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マフィアの休日
ねぇ、笑顔を。(リボーン死ネタ)
*死ネタ注意





イタリアのとある喉かな町の、小さな墓場。
女はそこを歩いていた。










黒い薄手のワンピースに、黒いベールの掛かった帽子をかぶり、暑い日なのに黒一色で統一された服から、女が葬式に出ている事を物語っていた。




女は美しく輝く金髪を帽子で可能な限り隠して、秀麗な顔を酷く悲しげに、歪ませていた。









きっと、笑ったら美しいであろう顔からは時折、透き通った涙が流れ落ちていた。











「此処か・・・・。」
女の名は春璃と言った。







イタリアでも全世界でも、有名なボンゴレファミリーに使える身の、フリーの殺し屋であった。







女は銃使いとして有名で









また、









仲間以外に対しては非常に冷酷な女としても名が通っていた。















春璃は幾人もの親を子の前で、子を親の前で殺してきた。しかし、涙1つ見せなかった。









しかし、女は泣いていた。









春璃は小さな墓地の奥の小さな森に入っていた。女は森に入る前に、涙を静かに拭き、大きく息を吸った。







その先には、小さな墓が七つと金髪の男と茶髪の青年がいた。




「ツナさん…ディーノ…」
春璃は、キャッバローネのボスディーノと、自分のボスに声を掛けた。





「よっ」「ア…春璃」
二人とも優れない顔をしていた。



それもそのはず、近年・・・勢力を伸ばしてきた「ミルフィオーレ」が全世界のマフィア特に、ボンゴレに戦いを挑み、亡くなる者が相次いでいた。






春璃の大切な恋人も此処に眠っていた。









名はリボーンと言った。










そして、彼と共に眠るのが
最強の赤ん坊「アルコバレーノ」の面子だ。






「春璃今日は、お供え物持ってきたか?」
「さっきね、ディーノさんと彼なら供え物が無きゃ、呪うだろうって…話しててね」
彼らは笑った。



「そうね、でも…あたし一応、恋人よ!それぐらい分かってるわ」春璃も笑って答え、カバンをゴソゴソあさりだした。


「春璃??」
ディーノは首をかしげた。




「あった。」
春璃がカバンから取り出したのは赤いバラだった。



「…」
ツナは無言で春璃を促した。






春璃は促されるままに、墓の前に行くと小さく言った。




























「ねえ、大切なリボーン…あたしにもう一度でいいから笑顔を頂戴よ。一緒に老いて死ぬっつったのは誰よ!!」
女は大声を上げて泣いた。
化粧や衣服も気にせず、墓の前に膝を着いて泣いた。






かつての、教え子二人も小さく呟いたという。




「あなたの大切な彼女を今度は俺が守るから。」と。


























































































































意味わかんなくて懺悔です■■懺悔会

結構前に書いたんだけど…出来の悪さに笑える…

誰か文才を我が手にィ!!

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