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マフィアの休日
キミの手で葬り去ってくれればいい。(スク微暗夢)
キミの手で葬り去ってくれればいい。





ザーザー…
そこは雨が降っていた。硝煙と血の臭いが、先程までそこが、戦場であったこと
をものがっていた

カツン
そこを歩く長髪の男の足に、何かがぶつかった。


「…チッ」
長髪の男、スペルビ・スクアーロはため息をついた。



■□■□


ヴァリアー邸

「んー」
春璃は、静かに伸びをした。


「あっ」
彼女のアジアンで統一された部屋にある、大きなベットで彼女は本来、あるはず
のない者の存在を感じた。



「今日は休みか…鮫のぬいぐるみ…どこに吹っ飛ばした…」彼女は静かに、いる
はずのない者、スクアーロに問うた。


「んん…しるかぁぁ〜俺は今日休みなんだ寝かせろぉぉ」サラサラの銀髪を気に
もせずに、スクアーロは再び布団に潜り込んだ

「スク〜スクアーロ〜カスザメ」
「Zzz」
「…はぁ、コレじゃ動けないや」
春璃の体は、しっかりとスクアーロに抱きしめられていた。


「…はぁ」
再び彼女はため息をついた。

「ごめんね、また…見ちゃった」
春璃は奇異な特殊能力を、持っている。
「人の心を知るチカラ」
起きているときは、完全に制御できてるが、寝てるときは、不完全であった。

彼女は、スクアーロが見た物をみた。


20人という、少数のスクアーロが認めた部下を連れて、50人の麻薬密売組織を討
った。しかし、彼を慕っていた部下が、2人死んだ。

本来、圧倒的差を覆した大勝利…祝うべきだが、彼は沈んでいた。



「剣豪」なんて、言われているが…彼は所詮「人間」

幼い頃からこの世界にいるために、誰よりも…大切な人たちが亡くなるのを恐れ
ているのだ。


だから、帰ってきたら何よりも先に、大切なものがなくなってないか、確認する
のだ。


「…ばか、あたしは…ずっとあなたのソバにいる。あなたの悲しみや、過去もす
べて葬り去ってあげるから…前向いて歩きなさい。」


聞いてないのは、十分承知で春璃はスクアーロに言った。


しかし、
眠ってたはずの彼は、静かに微笑むと、彼女を抱きしめて2人仲良く眠りについ
た。★★反省会

訳わからない…
スク御免…連載では出張るから!!!多分…

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あきゅろす。
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