マフィアの休日
隠し事無用（+10甘）
「獄寺サン獄寺サン」
ボンゴレ邸を女が掛ける。
獄寺の秘書岸春璃
何人もの男が彼女を見て振り返る、女優張りの美貌を持っているが、周囲の男には目もくれず先を歩く銀髪タバコ男＝獄寺隼人を追いかけている。
「獄寺サン!!」
肩で息をしつつ彼の背中を叩くと、ようやく彼は振り返る。
「獄寺サン」
「なんだ…」
「なんで無視するんですか…仕事の連絡ですよ!!」
彼女が怒ると獄寺は拗ねた顔をする
「別に…」
「隼人」
「なっ?!///」
「仕事中は名前で呼ばない主義なのゴメンネ」
そう言うと、春璃は先程まで持っていた書類を手渡すと去って行った
「ばーーか甘えん坊」
お姉さん気質の彼女に隠し事は出来ない。
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