マフィアの休日
パーティーも悪くないね。。。(甘)
友達に文章チェックしていただきました(o^_^o)
いっぱい直されちゃいました(-_-;)
まだまだ修行不足ですねがんばろL(▽ω▽)
Nさんには感謝デス
( ´∀`)
雲雀恭弥十年後
■□■
ワイワイ
ガヤガヤ
豪華なシャンデリアに有り余るほどの豪勢な料理がテーブルには並んでいる。
つまらない。
ボンゴレ主催の新年パーティーだ。
代々、新年の祝いはきちんとしてきたのでツナがボスになっても変えないで行く
ことになった行事である。
嫌いではない。
しかし実際はボンゴレ十代目ファミリーのお披露目会であって、とても乗り気に
はなれない。
「ふぅー」
イケメンだらけのボンゴレファミリーの守護者一同は当然のごとく女の人だかり
ができていた。
「噛み殺すよ」
雲雀も相変わらずのセリフを撒き散らすが女達はいっこうに退く気配を見せない
。
「えらく不機嫌だね」私の横にはツナがいた。
「別に」
「そぅ」
ボスはクスッと笑った。
「にしてもボス…こんなとこにいて良いんですか?」
パーティー会場の端っこのバーなんて、パーティーの主催者のいるべき場所とは
いえない。
「えーひどいなぁ…春璃人混み嫌いだろうから、コレ持ってきたのに…」
そう言ってツナは私に小さな鍵を渡した。
『balcony』
そう、書かれていた。
「雲雀さんの女の人に囲まれてる姿、みたくないんでしょ」
そう言い残すと、ツナは周りの女達から必死に逃げてる獄寺の救出に向かった。
「何よもう。」
いつからあの弱々しい友人はこんな気配りができるようになったんだろう。
ツナに渡された鍵を使って私はバルコニーに出た。
「…涼しい」
人だらけで熱気に包まれていたパーティー会場の外は風が冷たくて心地よかった
。
私ってこんなに独占欲強かったっけ…
雲雀が女に囲まれてるのを見ただけで、嫉妬した自分が笑えてくる。
「戻るか。」
小さくそう呟いてパーティー会場の方を振り返るとバルコニーの入り口には、さ
っきまで女達に囲まれていたはずの雲雀がいた。
「ねぇ、…春璃君、守護者のくせにこんなことで何してんの?」
「…恭弥こそ、さっきのヒトたちは良いの?」
私は恭弥の言葉を聞きつつ、バルコニーの扉に手を伸ばした。
「さっきの連中は沢田綱吉がなんとかしてくれたよ…それよりも君…」
そういいつつ、雲雀は私の手を捕まえて動きを止めさせた。
「何?」
私は雲雀を軽くにらんだ。
雲雀は少しためらってから話し始めた。
「君…僕の女だって自覚あるわけ?さっきだって、沢田綱吉が行くまでかなりの
男に絡まれてたじゃないか」
「えっ…恭弥、嫉妬してたの?」
「う…うるさい」
心なしかいつもより顔が赤かった。
私はふふっと笑って、
「ありがと」
「??」
「嫉妬してたってことは私、愛されてるってことでしょ」
そういうとニカッと笑った。
すると赤い顔の恭弥が言い返した。
「あたりまえだけど」
パーティーも悪くないなんて思う。
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