天使の力
照れ
「「綺麗だねぇ(です〜)」」
「うん…あり…がと」
先程から春璃の目の前には二人の少女、綱の憧れの人でもある同級生の笹川京子とひょんなことから綱に求愛してる三浦ハルが春璃を見つめては誉めていた
「(たすけてぇ〜)」
ツナたちは少し離れたとこで京子の兄でボクシング部主将の笹川了平と座っていた。視線に気付いたのか山本と視線がぶつかるも苦笑いで
「(がんばれ!)」
「ひ、ひどい〜」
春璃は素直にあきらめると2人に当たり障り無いように自分への質問に答えはじめた
■□■□
約二時間後
「ありがとうございましたですぅ!!」
「じゃあねー」
春璃は散々質問攻めにあったのちに解放され、2人は帰っていった。
「おつかれなのな〜」
「お疲れ様」
綱と山本は苦笑いで心なしか疲れた顔の春璃を労う
「最近の女の子って…すごいんですね…なんか対応に困った…」
疲れた顔の春璃は今後どう対応しようかと本気で悩みはじめる
「くくくっ…天下の闇猫があんだけあたふたしてるのは見物だった」
楽しそうに笑う獄寺を恨みがましく見つめながら春璃は言った
「そういえば…いろんな人に挨拶しそびれたわ…それに荷解きあまりしてないのよね…」ぽりぽり頬を掻く春璃に山本は豪快に笑ってみせた
「じゃあ俺んちに夕飯食いにこいよ?」
「いいの?」
「せっかくだから二人も来いよ」
「「いいの(か)?!」」
もちろんと笑う山本に三人はついていった
■□■□
「今日はありがとうございました!」
「いやいや、手伝ってくれておっちゃんも楽だわ〜」急にやってきた3人を山本父はお寿司で手厚く歓迎してくれ春璃が一人暮らしと知れば時々飯を食いにこいという程であった。
「しっかし羨ましいかぎりだね〜春璃ちゃんみたいな美人転校生が来て仲良く出来るなんて」息子たちににやりと笑う彼にツナ達は照れ笑いを返す
「あはは…あ、じゃあ俺たちそろそろ帰りますよ」
「お送りします10代目!!」
尻尾をふる獄寺に綱はじゃあ頼むと笑う
「じゃあ武は春璃ちゃん送ってやれ」山本父の言葉に目の前だからいいと春璃は断るが武が靴を履き終えたのを見て観念したらしく立ち上がった
■□■□
「君はお父さんとそっくりなんだね」外に出ると春璃はふと山本に言った
「よく言われる」
苦笑する山本に春璃はクスリと小さく笑って付け加える
「呑気に見えて人一倍周りに気を遣っていて自分を出さない」楽しそうに揺れながら街頭の明かりに照らされ輝く碧色の髪に目を奪われながら山本は苦笑いする
「よく見てるな」
「それは肯定かしら?」
隣を歩く春璃は山本の前に回り込み白銀の瞳で真っすぐ身長差からか無意識に上目遣いで見つめる山本は思わずドキッとする
「でもさ、やっぱ春璃は笑った顔のが可愛いのな」それを隠すように山本が言えば春璃は小さく照れながら笑った
「なんか…面と向かっていわれると照れる…あ、ここでいいよ」
ちょっとした気恥ずかしさを感じながら春璃宅のマンションエントランスで別れた
「「恥ずかしい…なんであんなこといったのか(な)??」」
「「でも…ちょっと嬉しい」」
■□■□
ぱたん
春璃は自室に入って苦笑する3人組と遊び回った所為で部屋はダンボールだらけ…明日土曜だしビアンキ達のとこいかなきゃ…
「今日はいいや。」
珍しく何も手を付けずベットにダイブする春璃だから気付かなかった…ケータイのメールに
「春璃ごめん!!明日あいつがそっち行く!!!From籐夜」
■□■□懺悔の会
日常編書けないよォォォ
こんにちは慧斗です。
また会ったなという方、いたらハグしまっ…(殴
すいません…日常編が時系列無視な上にいろいろぐちゃぐちゃです。
ハル、京子、了平とは学校を次の次くらいにやるのでその時出張るはず…うん。
次回はみんな大好き金パのあの人をひっぱり出す予定☆うまく回せるか自信ねぇ…
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